第18回 問題8

問題8 国民健康保険団体連合会の業務について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.広域保険者を監督する。
2.介護給付費等審査委員会の委員を委嘱する。
3.指定居宅支援事業を運営することができる。
4.介護保険施設を運営することができる。
5.指定地域密着型サービス事業を運営することはできない。

猫の写真

解答

2、3、4

解説

 国保連の介護保険関係の業務は、次のものです(2018中央法規ワークブックP134、八訂基本テキスト1巻P187~)。

国保連の介護保険関係の業務
介護給付費の審査・支払い業務(市町村からの委託)
総合事業の第1号事業支給費と、総合事業の実施に必要な費用の審査・支払い業務(市町村からの委託)
サービスに関する苦情処理の業務(中立性・公平性の観点から、市町村ではなく、国保連の独立業務とされている)
第三者行為求償事務(市町村からの委託)
指定居宅サービス、指定地域密着型サービス、指定居宅介護支援、指定介護予防サービス、指定地域密着型介護予防サービスの事業、介護保険施設の運営
その他、介護保険事業の円滑な運営に資する事業(たとえば、市町村からの依頼により、市町村の事務を共同で処理するなど)

 以上を踏まえて、各選択肢を見ていきます。

1.広域保険者を監督する。
→×

 これは、上記の国保連の業務に含まれません。そのため、解答は×になります。

2.介護給付費等審査委員会の委員を委嘱する。
→◯

 上記①と②の国保連の審査業務を行うために、国保連に設置されるのが介護給付費等審査委員会です。この委員は、国保連が委嘱します(2018中央法規ワークブックP135、八訂基本テキスト1巻P187)。そのため、解答は◯になります。

3.指定居宅支援事業を運営することができる。
→◯
4.介護保険施設を運営することができる。
→◯

 これらは上記⑤のように、国保連の業務に含まれています。そのため、解答は◯になります。

5.指定地域密着型サービス事業を運営することはできない。
→×

 上記⑤のように、国保連は指定地域密着型サービス事業を運営することができます。そのため、解答は×になります。

関連Q&A
国保連の苦情処理と介護保険審査会の不服審査は、どう違うのですか?

国保連が行う苦情処理 → サービスについての苦情処理

 これは、“事業者・施設が提供したサービス”についての苦情に関する処理です。  たとえば、利用者が訪問介護を利用して、「事前の説明と、サービス内容が違う」、「利用していない分まで費用請求された」という場合は、その苦情を国保連に対して申し立てて、それを国保連が処理します。  

介護保険審査会が行う不服審査 → 市町村の行政処分についての不服審査

 これは、“市町村が行う行政処分”に対する不服についての審査です。  たとえば、被保険者が認定の申請を行い、市町村が出した結果が「自立(非該当)」で、それに納得できない場合は、介護保険審査会に対して不服申立てをして、それについて介護保険審査会が審査を行います。
第三者行為求償事務の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
その他通則【一問一答 ケアマネ試験対策】
その他通則について、◯か×で答えなさい Q1 介護保険の給付事由が第三者の加害行為による場合に、第三者から同一の事由について損...
トップへ戻る