第18回 問題11

問題11 介護保険に関する市町村の事務として正しいものはどれか。3つ選べ。
1.保険事業勘定及び介護サービス事業勘定の管理
2.指定情報公表センターの指定
3.財政安定化基金提出金の納付
4.保険料滞納者に対する保険給付の支払いの一時差止め
5.医療保険者からの介護給付費・地域支援事業支援納付金の徴収

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解答

1、3、4

解説

1.保険事業勘定及び介護サービス事業勘定の管理
 →◯

 市町村は、介護保険財政の収支を明確にして健全に運営するため、一般会計とは別に、特別会計(介護保険特別会計)を設置し、管理します。この特別会計における区分が「保険事業勘定」と「介護サービス事業勘定」です(2018中央法規ワークブックP20、八訂基本テキスト1巻P470)。つまり、これらの勘定を市町村が管理するということであり、そのため解答は◯になります。

「保険事業勘定」と「介護サービス事業勘定」
 介護保険特別会計は、内容によって2勘定に区分されています。それぞれ以下のようなものです。
保険事業勘定……保険給付や地域支援事業について経理する勘定。
介護サービス事業勘定……市町村が保健福祉事業(2018中央法規ワークブックP127)において、直営でサービスを運営する場合に、それを経理する勘定。

2.指定情報公表センターの指定
 →×

 これは市町村ではなく、都道府県が行います(2018中央法規ワークブックP133、八訂基本テキスト1巻P159)。そのため、解答は×になります。

3.財政安定化基金提出金の納付
 →◯

 財政安定化基金の財源は、国、都道府県、市町村(1号保険料が財源)が3分の1ずつ負担します(2018中央法規ワークブックP21・P107、八訂基本テキスト1巻P84)。つまり、市町村は財政安定化基金に対して資金を拠出しているということであり、そのため解答は◯になります。

4.保険料滞納者に対する保険給付の支払いの一時差止め
 →◯

 市町村は保険料の滞納者に対して、保険給付を一時差し止めることができます(2018中央法規ワークブックP104、八訂基本テキスト1巻P80)。そのため、解答は◯になります。

5.医療保険者からの介護給付費・地域支援事業支援納付金の徴収
 →×

 これは市町村ではなく、社会保険診療報酬支払基金(支払基金)が行います(2018中央法規ワークブックP106、八訂基本テキスト1巻P82)。そのため、解答は×になります。

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