第18回 問題40

問題40 短期入所療養介護について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.療養病棟を有する診療所では、提供できない。
2.入所が4日以上になる場合は、居宅サービス計画に沿って短期入所療養介護計画を作成しなければならない。
3.利用者には、検査、投薬、注射、処置等の診療を行ってはならない。
4.居宅サービス計画にない場合でも、緊急時の利用は可能である。
5.あらかじめ、短期入所用のベッドを確保しておかなければならない。

(注)選択肢2、3及び5は、「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準(平成11年厚生省令第37号)の定める内容による。

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解答

2、4

解説

1.療養病棟を有する診療所では、提供できない。
→×

 短期入所療養介護事業者となれるのは、介護老人保健施設、介護医療院、介護療養型医療施設、療養病床を有する病院・診療所です(2018中央法規ワークブックP314、八訂基本テキスト2巻P143)。そのため、解答は×になります。

2.入所が4日以上になる場合は、居宅サービス計画に沿って短期入所療養介護計画を作成しなければならない。
→◯

 短期入所療養介護の運営基準において「相当期間(おおむね4日)以上の入所が予定される利用者については、(既に居宅サービス計画が作成されている場合は、それに沿って)短期入所療養介護計画を作成しなければならない」と規定されています(2018中央法規ワークブックP315、八訂基本テキスト2巻P145・P131)。そのため、解答は◯になります。

3.利用者には、検査、投薬、注射、処置等の診療を行ってはならない。
→×

 短期入所療養介護の利用者は、疾病や障害があって医学的管理のもとでの介護が必要な要介護者です(2018中央法規ワークブックP315、八訂基本テキスト2巻P145)。
 そして、運営基準において「検査、投薬、注射、処置などを、利用者の症状に照らして適切妥当に行うこと」と規定されています(2018中央法規ワークブックP314、八訂基本テキスト2巻P151)。そのため、解答は×になります。

4.居宅サービス計画にない場合でも、緊急時の利用は可能である。
→◯

 基本的には、居宅サービス計画に位置づけたうえで短期入所療養介護を利用します。
 ただし、緊急にサービスを受ける必要があると介護支援専門員が認めた利用者に対しては、居宅サービス計画に位置づけていなくても、短期入所療養介護を利用することが可能であり、この場合は緊急短期入所受入加算を算定します(2018中央法規ワークブックP315、八訂基本テキスト2巻P153・P138)。そのため、解答は◯になります。

5.あらかじめ、短期入所用のベッドを確保しておかなければならない。
→×

 この選択肢にあるような内容は規定されていません。そのため、解答は×になります。
 なお通常は、介護老人保健施設などの空いているベッドを利用して、短期入所療養介護を提供します。

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