第18回 問題46

問題46 ソーシャルワークの観点から、クライエントの自立支援を行う上で、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1.クライエントの自立を促進し、自己決定の力を強めていくことが大切である。
2.クライエントに対して、一方的な押し付けや庇護的態度が必要な場合もある。
3.可能な限りその人らしい生活の構築を試みることが、重要である。
4.クライエントの意欲を高めるためには、日常の小さな事柄から始める自己決定の体験が効果的である。
5.発言力の弱いクライエントの場合には、相談援助者が本人に代わって判断することが大切である。

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解答

1、3、4

解説

1.クライエントの自立を促進し、自己決定の力を強めていくことが大切である。
→◯

 相談面接の基本的な視点のひとつとして、クライエントの自立を促進し、自己決定の力を強めていくことがあげられます(2018中央法規ワークブックP349、八訂基本テキスト3巻P466)。

2.クライエントに対して、一方的な押し付けや庇護的態度が必要な場合もある。
→×

 援助者は、クライエントの人格を尊重する必要があります。そのためには、たとえ善意であっても、一方的な押し付けや庇護的態度は適切ではありません(2018中央法規ワークブックP349、八訂基本テキスト3巻P466)。

3.可能な限りその人らしい生活の構築を試みることが、重要である。
→◯

 活用する社会資源を広げたり、諦めていたことへの挑戦を支持するなど、クライエントが可能な限りその人らしい生活が送れるように支援することが大切です。

4.クライエントの意欲を高めるためには、日常の小さな事柄から始める自己決定の体験が効果的である。
→◯

 日常の小さな事柄について、クライエントが自分の意見を述べ、周囲と話し合い、そうして得られた結論に従って行動するという自己決定の体験が、本人の意欲向上につながります(2018中央法規ワークブックP349、八訂基本テキスト3巻P466)。

5.発言力の弱いクライエントの場合には、相談援助者が本人に代わって判断することが大切である。
→×

 選択肢1の解説にあるように、相談面接の基本的な視点として、クライエントの自己決定の力を強めていくことがあります。そのため、本人に代わって相談援助者が判断することは適切ではありません。
 また、選択肢4の解説にある自己決定の体験は、発言力の弱いクライエントの自立を支援することにつながります。

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