第18回 問題54

問題54 介護保険における福祉用具について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.介護用電動車椅子は、福祉用具貸与の対象となる。
2.水洗ポータブルトイレの設置に要する費用は、給付対象となる。
3.認知症老人徘徊感知機器は、外部との通信機能を除いた部分については、給付対象となる。
4.複数の福祉用具を貸与する場合、通常の貸与価格から減額して貸与できる。
5.自動排泄処理装置の専用パッドや洗浄液は、特定福祉用具販売の対象となる。

猫の写真

解答

1、3、4

解説

1.介護用電動車椅子は、福祉用具貸与の対象となる。
→◯

 福祉用具貸与の対象種目「車いす」には、介護用電動車いすが含まれます(2018中央法規ワークブックP421、八訂基本テキスト2巻P178)。そのため、解答は◯になります。

2.水洗ポータブルトイレの設置に要する費用は、給付対象となる。
→×

 特定福祉用具販売の対象種目「腰掛便座」には、水洗ポータブルトイレが含まれます(2018中央法規ワークブックP422、八訂基本テキスト2巻P183)。
 ただし、その設置に要する費用は保険給付の対象とはならず、全額が利用者負担です(「介護保険の給付対象となる福祉用具及び住宅改修の取扱いについて」)。そのため、解答は×になります。

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3.認知症老人徘徊感知機器は、外部との通信機能を除いた部分については、給付対象となる。
→◯

 外部との通信機能がある認知症老人徘徊感知機器は、福祉用具の種目に相当する部分と通信機能の部分を区分できる場合には、福祉用具の種目に相当する部分に限って保険給付の対象となります(2018中央法規ワークブックP421、八訂基本テキスト2巻P181、「介護保険の給付対象となる福祉用具及び住宅改修の取扱いについて」)。そのため、解答は◯になります。

4.複数の福祉用具を貸与する場合、通常の貸与価格から減額して貸与できる。
→◯

 1人の利用者に複数の福祉用具を貸与する場合、あらかじめ都道府県に届け出ることにより、通常の価格から減額して貸与することができます(2018中央法規ワークブックP423、八訂基本テキスト2巻P191)。そのため、解答は◯になります。

5.自動排泄処理装置の専用パッドや洗浄液は、特定福祉用具販売の対象となる。
→×

 自動排泄処理装置は福祉用具貸与の対象で、交換可能部品(レシーバー、チューブ、タンクなど)のうち尿や便の経路となるもので要介護者または介護する者が容易に交換できるものは特定福祉用具販売の対象です(2018中央法規ワークブックP421・P422、八訂基本テキスト2巻P174・P183)。
 しかし、専用パッドや洗浄液など排泄のたびに消費するもの、専用パンツや専用シーツなどの関連製品は給付対象ではなく、全額が利用者負担になります(2018中央法規ワークブックP422、八訂基本テキスト2巻P188)。そのため、解答は×になります。

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