第18回 問題56

問題56 小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.小規模多機能型居宅介護を提供することを目的とした建物は、新築することが義務付けられている。
2.宿泊専用の個室を設置することが、義務付けられている。
3.利用者や利用者の家族、市町村職員、地域住民の代表者等からなる運営推進会議を設置し、おおむね2月に1回以上、活動状況を報告し、評価を受けなければならない。
4.宿泊のために必要な費用を、利用者から徴収できる。
5.宿泊サービスは、利用者1人につき週2回までと決められている。

(注)「指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準」(平成18年厚生労働省令第34号)の定める内容による。

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解答

3、4

解説

1.小規模多機能型居宅介護を提供することを目的とした建物は、新築することが義務付けられている。
→×

 設備基準において、建物を新築することは義務付けられてはいません(2018中央法規ワークブックP442、八訂基本テキスト2巻P305)。そのため、解答は×になります。

2.宿泊専用の個室を設置することが、義務付けられている。
→×

 宿泊室としては、個室以外の宿泊室(利用者のプライバシーが確保されたものであること)でも可とされています。そのため、解答は×になります。

3.利用者や利用者の家族、市町村職員、地域住民の代表者等からなる運営推進会議を設置し、おおむね2月に1回以上、活動状況を報告し、評価を受けなければならない。
→◯

 運営基準において、利用者や利用者の家族、市町村職員、地域住民の代表者、市町村職員、地域包括支援センター職員、サービスについて知見を有する者などから構成される運営推進会議を設置し、おおむね2月に1回以上、活動状況を報告して評価を受け、必要な要望や助言などを聴く機会を設けることと規定されています(2018中央法規ワークブックP444、八訂基本テキスト2巻P287・P308)。そのため、解答は◯になります。

4.宿泊のために必要な費用を、利用者から徴収できる。
→◯

 利用者から、次の費用を別途徴収できるとされています(2018中央法規ワークブックP74、八訂基本テキスト2巻P306)。そのため、解答は◯になります。

小規模多機能型居宅介護において利用者から別途徴収できる費用
通常の事業の実施地域以外に居住する利用者の送迎や訪問に要した交通費
食費
宿泊費
おむつ代
その他日常生活費
5.宿泊サービスは、利用者1人につき週2回までと決められている。
→×

 宿泊サービスの利用回数について、「利用者1人につき週2回まで」という規定は設けられていません(2018中央法規ワークブックP440、八訂基本テキスト2巻P306)。そのため、解答は×になります。

 ちなみに、通いサービス、訪問サービス、宿泊サービスの提供回数について、登録者(短期利用を除く)1人当たり平均回数が週4回に満たない場合は、所定単位数の70%に減算となります(八訂基本テキスト2巻P309、「指定地域密着型サービスに要する費用の額の算定に関する基準」の「4 小規模多機能型居宅介護費」の「4」)。

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