第19回 問題15

問題15 要介護認定の広域的実施の目的として適切なものはどれか。3つ選べ。
1.第2号被保険者の保険料の統一
2.介護認定審査会委員の確保
3.市町村間の要介護状態区分ごとの分布の統一
4.近隣市町村での公平な判定
5.認定事務の効率化

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解答

2、4、5

解説

 認定の広域的実施の目的には、次のものがあります(2018中央法規ワークブックP47、八訂基本テキスト1巻P101)。

認定の広域的実施の目的
介護認定審査会委員の確保
近隣市町村での公平な判定
認定事務の効率化

※広域的実施:複数の市町村による介護認定審査会の共同設置、都道府県・他市町村への審査・判定業務の委託、広域連合・一部事務組合の活用

 選択肢「2.介護認定審査会委員の確保」と「4.近隣市町村での公平な判定」と「5.認定事務の効率化」は上記に該当するため、解答は◯になります。

 「1.第2号被保険者の保険料の統一」と「3.市町村間の要介護状態区分ごとの分布の統一」は、上記に該当しませんし、そもそもこうした統一は行われないため、解答は×になります。

関連Q&A↓
認定の広域的実施で、広域連合・一部事務組合を活用した場合と、複数の市町村による介護認定審査会の共同設置や都道府県・他市町村へ審査・判定業務を委託した場合では、どう違うのですか?

広域連合・一部事務組合が保険者に

 広域連合・一部事務組合を活用した場合は、個々の市町村に代わって、広域連合・一部事務組合が保険者になります(2018中央法規ワークブックP20、八訂基本テキスト1巻P57)。ですので、広域連合・一部事務組合は保険者として、市町村が行うのと同じ事務を行います。したがって、広域連合・一部事務組合は、市町村と同じように(保険者として)認定における事務(認定調査や認定)を行うことになります。  

複数の市町村による介護認定審査会の共同設置の場合 → 各市町村が保険者であることに変わりはない

 この場合、各市町村が保険者であることに変わりはなく、複数の市町村が共同設置した介護認定審査会で審査・判定を行い、認定調査や認定は各市町村が行います。  

都道府県・他市町村へ審査・判定業務を委託した場合 → 各市町村が保険者であることに変わりはない

 この場合、各市町村が保険者であることに変わりはなく、都道府県介護認定審査会・他の市町村が審査・判定を行い、認定調査や認定は市町村が自分で行います。  

広域的に実施する目的

 上記のようにして認定を広域的に実施することには、次のような目的があります。 認定の広域的実施の目的 介護認定審査会委員の確保 近隣市町村での公平な判定 認定事務の効率化
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