第19回 問題24

問題24 居宅介護支援の開始について適切なものはどれか。3つ選べ。
1.時期は、要介護認定後である。
2.利用申込者の同意を得なければならない。
3.あらかじめ、苦情処理の体制について説明しなければならない。
4.障害者施策の相談支援専門員を介して依頼が来る場合がある。
5.入院患者については、退院後でなければならない。

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解答

2、3、4

解説

1.時期は、要介護認定後である。
 →×

 居宅介護支援の運営基準において、「要介護認定を受けていない利用申込者については、申請が既に行われているかを確認し、行われていない場合は、利用申込者の意思を踏まえて速やかに申請が行われるよう必要な援助を行わなければならない」と規定されています(2018中央法規ワークブックP161、八訂基本テキスト1巻P222)。つまり、認定を受けていない利用申込者に対する援助も行うということです。
 また、認定の効力は申請日に遡るので、申請日からのサービス利用が保険給付の対象になります(2018中央法規ワークブックP44、八訂基本テキスト1巻P97)。
 こうしたことから、解答は×になります。

2.利用申込者の同意を得なければならない。
 →◯

 居宅介護支援の運営基準において、「サービスの提供開始に際し、あらかじめ利用申込者または家族に対し、運営規程の概要など重要事項を記載した文書を交付(メールなどでも可)して説明し、利用申込者の同意を得なければならない」と規定されています(2018中央法規ワークブックP160、八訂基本テキスト1巻P219)。そのため、解答は◯になります。

3.あらかじめ、苦情処理の体制について説明しなければならない。
 →◯

 選択肢2の解説にある「重要事項」には、苦情処理の体制も含まれます。そのため、解答は◯になります。

4.障害者施策の相談支援専門員を介して依頼が来る場合がある。
 →◯

 居宅介護支援の開始には、介護支援専門員が地域の情報を基に利用者を発見する、利用者や家族が事業所に相談に来る、要支援から要介護への変更に伴い地域包括支援センターから依頼される、障害のある利用者について相談支援専門員から依頼されるなど、さまざまなケースがあります。そのため、解答は◯になります。

5.入院患者については、退院後でなければならない。
 →×

 居宅介護支援の運営基準において「介護支援専門員は、介護保険施設等から退院または退所しようとする要介護者から依頼があった場合には、居宅における生活へ円滑に移行できるよう、あらかじめ、居宅サービス計画の作成等の援助を行うものとする」と規定されており、解釈通知において「居宅での生活を前提とした上で居宅サービス計画を作成する等の援助を行うことが重要である」ともされています。(八訂基本テキスト1巻P235)。そのため、解答は×になります。

 なお、この場合には、退院・退所加算を算定することができます(2018中央法規ワークブックP165、八訂基本テキスト1巻P279)。

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