第19回 問題36

問題36 次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。
1.入浴の際に、皮膚の発赤や新しいアザを見つけても、褥瘡のできる部位でなければ、そのままにしてもかまわない。
2.膀胱留置カテーテルの使用時は、蓄尿バッグを膀胱と同じ高さに固定する。
3.適切な住宅改修や移動補助具の導入は、介護負担の軽減につながる。
4.摂食・嚥下障害による誤嚥は、嚥下前、嚥下中、嚥下後のいずれのときでも生じることがある。
5.睡眠障害は、痛みやかゆみ、咳、呼吸困難、頻尿などが原因となることがある。

猫の写真

解答

3、4、5

解説

1.入浴の際に、皮膚の発赤や新しいアザを見つけても、褥瘡のできる部位でなければ、そのままにしてもかまわない。
 →×

 褥瘡には好発部位がありますが、そこ以外にできないというわけではないため、皮膚の発赤や新しいアザを見つけた場合は、適切に対応する必要があります(2018中央法規ワークブックP238、八訂基本テキスト3巻P412)。そのため、解答は×になります。

2.膀胱留置カテーテルの使用時は、蓄尿バッグを膀胱と同じ高さに固定する。
 →×

 膀胱留置カテーテルは、尿道口からカテーテルを膀胱内に挿入・留置して、尿を持続的に蓄尿バッグに排泄させる方法です。ですので、蓄尿バッグは膀胱より低い位置にする必要があります(2018中央法規ワークブックP275、八訂基本テキスト3巻P63)。そのため、解答は×になります。

3.適切な住宅改修や移動補助具の導入は、介護負担の軽減につながる。
 →◯

 住宅改修を行ったり、移動補助具を導入するなどして環境を整備すると、利用者は移動や移乗がしやすくなります。これは、介護者の負担軽減につながります(八訂基本テキスト3巻P407)。そのため、解答は◯になります。

4.摂食・嚥下障害による誤嚥は、嚥下前、嚥下中、嚥下後のいずれのときでも生じることがある。
 →◯

 舌や顎関節の機能低下によって、口腔内に食塊が残りやすくなり、それを誤嚥することがあります(嚥下前)。
 また、咽頭にも食塊が残りやすくなり、それを誤嚥することがあります(嚥下中)。
 さらに、食道への食塊の送り込みが遅れて残ったり、逆流しやすくなって、それを誤嚥することがあります(嚥下後、2018中央法規ワークブックP232、八訂基本テキスト3巻P416)。
 以上のことから、解答は◯になります。

5.睡眠障害は、痛みやかゆみ、咳、呼吸困難、頻尿などが原因となることがある。
 →◯

 痛み、かゆみ、咳、呼吸困難、頻尿、ほてりなど身体に生じる不快や苦痛・症状によって安息や休息を保てないことで(身体的要因)、睡眠障害となることがあります(2018中央法規ワークブックP235、八訂基本テキスト3巻P434)。そのため、解答は◯になります。

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