第20回 問題15

問題15 居宅サービス計画原案の作成について適切なものはどれか。3つ選べ。
1.利用者の家族の希望も勘案する。
2.利用者が入院中であっても、必ず居宅を訪問して行う。
3.身体機能だけでなく、置かれている環境についても検討する。
4.地域における指定居宅サービスが提供される体制を勘案する。
5.初回の面接で利用者の状況をすべて把握しなければならない。

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解答

1、3、4

解説

1.利用者の家族の希望も勘案する。
 →◯

 居宅サービス計画の原案には、利用者とその家族の生活に対する意向、総合的な援助の方針、生活全般の解決すべき課題、提供されるサービスの目標とその達成時期、サービスの種類、内容と利用料、サービスを提供するうえでの留意事項などを記載します(2018中央法規ワークブックP153、七訂基本テキスト1巻P295)。そのため、解答は◯になります。

2.利用者が入院中であっても、必ず居宅を訪問して行う。
 →×

 課題分析(アセスメント)は、利用者の居宅を訪問し、利用者とその家族に面接して行わなければならない、と規定されています(2018中央法規ワークブックP149、七訂基本テキスト1巻P294)。
 ただし、運営基準の解釈通知において、「利用者が入院中であることなど物理的な理由がある場合を除き必ず利用者の居宅を訪問し、利用者及びその家族に面接して行わなければならない」と規定されています。
 つまり「利用者が入院中の場合は、利用者の居宅を訪問しなくても可」ということであり、そのため解答は×になります。

3.身体機能だけでなく、置かれている環境についても検討する。
 →◯

 課題分析(アセスメント)では、利用者について、その有する能力、その置かれている環境など評価を通じて、利用者の問題点を明らかにし、利用者が自立した日常生活を営むことができるように支援するうえで解決すべき課題を把握します(2018中央法規ワークブックP149、七訂基本テキスト1巻P292)。そのため、解答は◯になります。

4.地域における指定居宅サービスが提供される体制を勘案する。
 →◯

 居宅サービス計画原案の作成においては、利用者の希望やアセスメントの結果に基づき、利用者の家族の希望、当該地域における指定居宅サービス等が提供される体制を勘案する必要があります(2018中央法規ワークブックP153、七訂基本テキスト1巻P295)。そのため、解答は◯になります。

5.初回の面接で利用者の状況をすべて把握しなければならない。
 →×

 課題分析(アセスメント)については、運営基準において「適切な方法により」行うこととされています(2018中央法規ワークブックP149、七訂基本テキスト1巻P292)。ですので、初回の面接だけでなく、他の機会を利用することも可能であり、そのため解答は×になります。

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