第20回 問題40

問題40 介護老人保健施設について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.施設内で入所者に対して行った緊急な医療処置については、医療保険から給付される。
2.看取りなどを行う際のターミナルケア加算は、算定できない。
3.入所者の居宅における外泊時には、介護保健施設サービス費は算定できないが、外泊時費用を月に6日まで算定できる。
4.医師の指示に基づき必要と認められた場合は、経口移行加算は180日を超えても算定できる。
5.一定の基準を満たす施設において、若年性認知症入所者に対して介護保健施設サービスを行った場合には、受入加算を算定できる。

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解答

3、4、5

解説

1.施設内で入所者に対して行った緊急な医療処置については、医療保険から給付される。
 →×

 入所者の病状が著しく変化した場合に、緊急やむを得ない事情により、緊急な医療行為を行った場合や、定められた特定の治療を行った場合には、介護報酬において緊急時施設療養費を算定します(2018中央法規ワークブックP333、八訂基本テキスト2巻P455)。これは介護保険からの給付であり、そのため解答は×になります。

2.看取りなどを行う際のターミナルケア加算は、算定できない。
 →×

 入所者に対して、計画的にターミナルケアを行った場合、死亡日から30日以前についてターミナルケア加算を算定します(2018中央法規ワークブックP333、八訂基本テキスト2巻P454)。そのため、解答は×になります。

 なおターミナルケア加算は、死亡日、死亡日の前日および前々日など時期によって、算定できる単位数が異なります。

3.入所者の居宅における外泊時には、介護保健施設サービス費は算定できないが、外泊時費用を月に6日まで算定できる。
 →◯

 入所者が自宅などに外泊した場合、外泊日について基本的な報酬(介護保健施設サービス費)は算定できせん。その代わりに外泊時費用を、月に6日を限度として算定します(2018中央法規ワークブックP332、八訂基本テキスト2巻P454)。そのため、解答は◯になります。

4.医師の指示に基づき必要と認められた場合は、経口移行加算は180日を超えても算定できる。
 →◯

 経管栄養を行っている入所者に対し、医師等の専門職が共同して経口移行計画を作成し、医師の指示を受けた管理栄養士または栄養士が栄養管理、言語聴覚士または看護職員が支援を行った場合に、経口移行加算を算定します。これが算定できるのは、原則としては計画が作成されてから180日以内です。ただし、医師の指示に基づき必要と認められた場合は、180日を超えても算定できます(2018中央法規ワークブックP333、八訂基本テキスト2巻P455・P431)。そのため、解答は◯になります。

5.一定の基準を満たす施設において、若年性認知症入所者に対して介護保健施設サービスを行った場合には、受入加算を算定できる。
 →◯

 個別の担当者を定めて、若年性認知症(40~65歳未満)の要介護者を受け入れてサービスを提供した場合には、若年性認知症入所者受入加算を算定することができます(2018中央法規ワークブックP332、八訂基本テキスト2巻P105・P430・P454)。そのため、解答は◯になります。
  ただし、認知症行動・心理症状緊急対応加算を算定している場合は、算定できません。

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