第19回 問題48

問題48 メゾ・ソーシャルワーク(集団援助)について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1.メンバーの中に共通の問題を発見し、共感することは、孤立感や悲壮感を解消することにはつながらない。
2.援助を受ける立場にあるメンバーは、他人を援助するという立場にはなれない。
3.集団として活動するという体験で、グループの力の大きさを理解することができる。
4.一人ではできない活動に仲間とともに取り組むことで、できるようになった喜びを体験することができる。
5.他のメンバーの行動を観察することは、自分の問題について新たな見方を獲得する機会となる。

猫の写真

解答

3、4、5

解説

1.メンバーの中に共通の問題を発見し、共感することは、孤立感や悲壮感を解消することにはつながらない。
 →×

 メンバーの中に自分と共通の問題をもつ人を発見し、それに共感することは、孤立感や悲壮感の解消につながります(2018中央法規ワークブックP346、八訂基本テキスト3巻P459)。

2.援助を受ける立場にあるメンバーは、他人を援助するという立場にはなれない。
 →×

 リーダーとなったり、傍観者となったり、教えてもらったりなど、グループ内での役割交換によって、メンバーが自分自身を見直したり、自己のイメージを変化させたり、新たな自信をもつきっかけになったりなどの良い機会になります。
 また、メンバーが他のメンバーを援助することで、自分自身の問題解決につながることもあります(2018中央法規ワークブックP346、八訂基本テキスト3巻P459)。

3.集団として活動するという体験で、グループの力の大きさを理解することができる。
 →◯

 被援助者は、援助者を独占したがったりします。しかし、グループでの活動を経ることで仲間の力の大きさを信頼し、援助を独占する必要のないことを理解して、メンバーと分かち合う体験をすることができます(2018中央法規ワークブックP346、八訂基本テキスト3巻P459)。

4.一人ではできない活動に仲間とともに取り組むことで、できるようになった喜びを体験することができる。
 →◯

 チーム対抗のゲームなど、一人ではできない活動に仲間とともに取り組むと、参加する喜びを体験できたり、生活全体が活性化したり、新しい目標を発見したり、それをこなせる自分を見出し、周囲もそれを受け入れてくれることを確認できるなど、現実吟味と社会的学習機会の拡大につながります(2018中央法規ワークブックP346、八訂基本テキスト3巻P459)。

5.他のメンバーの行動を観察することは、自分の問題について新たな見方を獲得する機会となる。
 →◯

 他のメンバーの行動を観察したり、それに反応したりすることは、自分の問題の再確認や、新しい見方を得る良い機会となります(2018中央法規ワークブックP346、八訂基本テキスト3巻P459)。

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