第20回 問題51

問題51 介護保険における住宅改修について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.取付工事が必要なく据え置いて使用する手すりは、住宅改修費の支給対象にはならない。
2.居宅介護住宅改修費は、介護支援専門員が必要と認める場合に支給される。
3.ベッドサイドで排泄するためのポータブルトイレの設置は、住宅改修費の支給対象となる。
4.引き戸等への取り替えにあわせて自動ドアを設置する場合は、自動ドアの動力部分の設置は、住宅改修費の支給対象にはならない。
5.同一住宅に複数の要介護者が居住する場合は、同時期にそれぞれが住宅改修費の支給を申請することはできない。

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解答

1、4

解説

1.取付工事が必要なく据え置いて使用する手すりは、住宅改修費の支給対象にはならない。
 →◯

 住宅改修の「手すりの取り付け」の対象となるのは、取り付けに工事を伴う手すりです。取り付けに工事を伴わない据え置きタイプの手すりは、福祉用具貸与の「手すり」の対象です(2018中央法規ワークブックP421・P427、七訂基本テキスト2巻P262・P279)。そのため、解答は◯になります。

2.居宅介護住宅改修費は、介護支援専門員が必要と認める場合に支給される。
 →×

 居宅介護住宅改修費が支給されるのは、市町村(保険者)が必要と認める場合です(2018中央法規ワークブックP428、七訂基本テキスト2巻P285)。そのため、解答は×になります。

3.ベッドサイドで排泄するためのポータブルトイレの設置は、住宅改修費の支給対象となる。
 →×

 ポータブルトイレは、福祉用具購入費の「腰掛便座」の対象です(2018中央法規ワークブックP422、七訂基本テキスト2巻P264)。そのため、解答は×になります。

4.引き戸等への取り替えにあわせて自動ドアを設置する場合は、自動ドアの動力部分の設置は、住宅改修費の支給対象にはならない。
 →◯

 開き戸から引き戸、折戸、アコーディオンカーテンなどへの変更といった扉全体の取り替え、扉の撤去、ドアノブの変更、戸車の設置などが住宅改修の「手すりの取り付け」の対象です。引き戸などの新設であっても、扉位置の変更などより費用が安い場合は、住宅改修の「手すりの取り付け」の給付対象となります。
 しかし、扉の取り替えに変更に合わせて自動ドアとした場合は、自動ドアの動力部分の設置は住宅改修費の支給対象にはなりません(2018中央法規ワークブックP427、七訂基本テキスト2巻P280)。そのため、解答は◯になります。

5.同一住宅に複数の要介護者が居住する場合は、同時期にそれぞれが住宅改修費の支給を申請することはできない。
 →×

 1つの住宅に複数人の要介護者が居住している場合、同時期にそれぞれが住宅改修費の支給申請することは可能です。そのため、解答は×になります。

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