第20回 問題54

問題54 介護保険における訪問入浴介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.訪問入浴介護の目的には、心身の機能の維持が含まれる。
2.サービス提供の責任者は、入浴介護に関する知識や技術を有する者でなくてもよい。
3.緊急時の対応のため、協力医療機関は、事業の通常の実施地域内にあることが望ましい。
4.皮膚に直に接するタオル等は、利用者一人ごとに取り替えるなど、安全清潔なものを使用する。
5.事業所の専用の事務室には、利用申込の受付や相談に対応するためのスペースは必要としない。

猫の写真

解答

1、3、4

解説

1.訪問入浴介護の目的には、心身の機能の維持が含まれる。
 →◯

 訪問入浴介護の基準の「基本方針」において「要介護状態となった場合においても、その利用者が可能な限りその居宅において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、居宅における入浴の援助を行うことによって、利用者の身体の清潔の保持、心身機能の維持等を図るものでなければならない」と規定されています(2018中央法規ワークブックP394、八訂基本テキスト2巻P39)。そのため、解答は◯になります。

2.サービス提供の責任者は、入浴介護に関する知識や技術を有する者でなくてもよい。
 →×

 訪問入浴介護の運営基準の解釈通知において「サービスの提供の責任者」について「入浴介護に関する知識や技術を有した者」と規定されています(2018中央法規ワークブックP396、八訂基本テキスト2巻P46)。そのため、解答は×になります。

3.緊急時の対応のため、協力医療機関は、事業の通常の実施地域内にあることが望ましい。
 →◯

 訪問入浴介護の運営基準の解釈通知において「協力医療機関は、事業の通常の実施地域内にあることが望ましい」と規定されています(2018中央法規ワークブックP396、八訂基本テキスト2巻P47)。そのため、解答は◯になります。

4.皮膚に直に接するタオル等は、利用者一人ごとに取り替えるなど、安全清潔なものを使用する。
 →◯

 訪問入浴介護の運営基準において「サービスの提供に用いる設備、器具その他の用品の使用に際して安全及び清潔の保持に留意し、特に利用者の身体に接触する設備、器具その他の用品については、サービスの提供ごとに消毒したものを使用する」と規定されています(2018中央法規ワークブックP396、八訂基本テキスト2巻P47)。そのため、解答は◯になります。

5.事業所の専用の事務室には、利用申込の受付や相談に対応するためのスペースは必要としない。
 →×

 訪問入浴介護の設備基準において「事業の運営を行うために必要な広さを有する専用の区画を設ける」と規定されています(2018中央法規ワークブックP395、八訂基本テキスト2巻P47)。
 また、解釈通知において「事業所には、事業の運営を行うために必要な面積を有する専用の事務室を設けることが望ましい」、「専用の事務室又は区画については、利用申込の受付、相談等に対応するのに適切なスペース(中略)を確保する必要がある」と規定されています。そのため、解答は×になります。

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