第19回 問題51

問題51 介護保険の給付対象となる福祉用具について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.福祉用具貸与事業所には、福祉用具専門相談員を1名以上置かなければならない。
2.利用者の身体を滑らせるスライディングボードは、福祉用具貸与の対象となる。
3.浴槽用の手すりは、福祉用具貸与の対象となる。
4.特定福祉用具を販売する際には、福祉用具専門相談員は、利用者ごとに特定福祉用具販売計画を作成しなければならない。
5.祉用具貸与の対象となるスロープは、持ち運びできないものでもよい。

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解答

2、4

解説

1.福祉用具貸与事業所には、福祉用具専門相談員を1名以上置かなければならない。
 →×

 福祉用具貸与の人員基準では、福祉用具専門相談員を常勤換算方法で2名以上置かなければならないとされています(八訂基本テキスト2巻P187)。そのため、解答は×になります。

2.利用者の身体を滑らせるスライディングボードは、福祉用具貸与の対象となる。
 →◯

 スライディングボードは、特殊寝台付属品として、福祉用具貸与の対象になります(2018中央法規ワークブックP421、八訂基本テキスト2巻P179)。そのため、解答は◯になります。
 スライディングボードとは、ベッドと車いすなどの間を移乗する際に使用する板です。表面は滑りやすい素材でできていて、座った姿勢で横滑りして移乗します。身体を持ち上げる必要がないので、介護者の負担が軽減されます。

3.浴槽用の手すりは、福祉用具貸与の対象となる。
 →×

 浴槽用の手すりは、福祉用具貸与ではなく、入浴補助用具として特定福祉用具販売の対象になります(2018中央法規ワークブックP422、八訂基本テキスト2巻P183)。そのため、解答は×になります。

4.特定福祉用具を販売する際には、福祉用具専門相談員は、利用者ごとに特定福祉用具販売計画を作成しなければならない。
 →◯

 特定福祉用具販売の運営基準において「福祉用具専門相談員は、利用者の心身の状況・希望・環境を踏まえて、(既に居宅サービス計画が作成されている場合は、それに沿って)特定福祉用具販売計画を作成しなければならない」と規定されています(2018中央法規ワークブックP422、八訂基本テキスト2巻P8)。そのため、解答は◯になります。

5.祉用具貸与の対象となるスロープは、持ち運びできないものでもよい。
 →×

 祉用具貸与の対象となるスロープは、設置に工事が不要で、持ち運びが容易なものとされています(2018中央法規ワークブックP421、八訂基本テキスト2巻P180)。そのため、解答は×になります。
 なお、設置に工事を伴うスロープは、段差の解消として、住宅改修の対象になります(2018中央法規ワークブックP427、八訂基本テキスト2巻P198)。

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