第19回 問題57【平成28年 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

問題57 介護老人福祉施設について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.やむを得ない事由があれば、要介護1又は2の人でも入所できる。
2.あらかじめ協力歯科医療機関を定めておくよう努めなければならない。
3.入所者が入院する場合には、3か月間は空床にしておかなければならない。
4.他の職務と兼務していない常勤の介護支援専門員を1名以上置かなければならない。
5.歯科医師から技術的指導を受けた介護職員が口腔ケアを行った場合は、口腔衛生管理加算を算定できる。

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解答

1、2

解説

1.やむを得ない事由があれば、要介護1又は2の人でも入所できる。
→◯

 介護老人福祉施設に入所できるのは、原則として要介護3~5の者とされています。
 ただし、要介護1・2の者でも、やむを得ない事情により、介護老人福祉施設以外での生活が著しく困難と認められる場合は、特例的に入所が可能です(2019ユーキャン速習レッスンP404、八訂基本テキスト2巻P421)。そのため、解答は◯になります。

2.あらかじめ協力歯科医療機関を定めておくよう努めなければならない。
→◯

 設問のとおりです(2019ユーキャン速習レッスンP406)。

 なお、あらかじめ協力病院を定めておかなければならないともされています。
 つまり、協力歯科医療機関については努力義務、協力病院については義務ということです。

3.入所者が入院する場合には、3か月間は空床にしておかなければならない。
→×

 入所者が病院・診療所に入院する場合、入院後おおむね3か月以内に退院することが見込まれるときは、やむを得ない場合を除き、退院後再び入所できるようにしなければならないとされています(2019ユーキャン速習レッスンP405、八訂基本テキスト2巻P426)。
 また、入所者の入院期間中のベッドは、短期入所生活介護事業等に利用しても差し支えないが、その入所者が退院する際に円滑に再入所できるよう、その利用は計画的なものでなければならないとされています。
 つまり、入院期間中は空床にする必要はなく、短期入所生活介護などに活用できるということであり、そのため解答は×になります。

4.他の職務と兼務していない常勤の介護支援専門員を1名以上置かなければならない。
→×

 介護支援専門員は、入所者の処遇に支障がない場合は、その施設の他の職務に従事することができるとされています(2019ユーキャン速習レッスンP405、八訂基本テキスト2巻P425)。しかし、設問のような規定はありません。そのため解答は×になります。

5.歯科医師から技術的指導を受けた介護職員が口腔ケアを行った場合は、口腔衛生管理加算を算定できる。
→×

 介護職員が口腔ケアを行っても、口腔衛生管理加算は算定できません。歯科医師から技術的指導を受けた歯科衛生士が口腔ケアを行うなどの要件を満たす必要があります(2019ユーキャン速習レッスンP408・P325、八訂基本テキスト2巻P431)。そのため、解答は×になります。

口腔衛生管理加算
 口腔衛生管理体制加算を算定している施設において、歯科医師から技術的指導を受けた歯科衛生士が口腔ケアを1か月に2回以上行い、かつ、介護職員に助言指導等を行った場合に算定する
口腔衛生管理体制加算
 歯科医師または歯科医師の指示を受けた歯科衛生士の技術的助言および指導に基づき、入所者の口腔ケアマネジメントにかかる計画が作成されており、歯科医師または歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、介護職員に対する口腔ケアにかかる技術的助言および指導を月1回以上行っている場合に算定する。
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