第21回 問題12【平成30年 ケアマネ試験 介護支援分野】

問題12 財政安定化基金について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.財源の負担割合は、国2分の1、都道府県4分の1、市町村4分の1である。
2.基金事業交付金の交付は、介護保険事業計画期間の最終年度において行う。
3.基金事業交付金の額は、介護保険財政の収入不足分の全額に相当する額である。
4.基金事業貸付金の償還期限は、次期市町村介護保険事業計画期間の最終年度の末日である。
5.基金事業貸付金は、償還期限までの間は無利子である。

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解答

2、4、5

解説

1.財源の負担割合は、国2分の1、都道府県4分の1、市町村4分の1である。
→×

 財政安定化基金の財源の負担割合は、国、都道府県、市町村がそれぞれ3分の1ずつ負担します(2018中央法規ワークブックP107、八訂基本テキスト1巻P84)。そのため、解答は×になります。

 なお、市町村が負担する分は、第1号被保険者の保険料で賄います。

2.基金事業交付金の交付は、介護保険事業計画期間の最終年度において行う。
→◯

 財政安定化基金では、財政不足の市町村に対して「貸与」と「交付」を行います。これは「貸与」→「交付」という順番です。市町村介護保険事業計画の計画期間(3年間)において、1年度目と2年度目には「貸与」され、最後の3年度目に「交付」されます。そのため、解答は◯になります。

財政安定化基金の「貸与」と「交付」の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
財政安定化基金【一問一答 ケアマネ試験対策】
財政安定化基金について、◯か×で答えなさい Q1 財政安定化基金の財源は、国、都道府県及び市町村がそれぞれ3分の1ずつ負担する...
3.基金事業交付金の額は、介護保険財政の収入不足分の全額に相当する額である。
→×

 交付金の額は、不足額の2分の1を基準とした額とされています(2018中央法規ワークブックP107、八訂基本テキスト1巻P84)。そのため、解答は×になります。

 なお、貸与については、不足額の全額になります。

4.基金事業貸付金の償還期限は、次期市町村介護保険事業計画期間の最終年度の末日である。
→◯

 「貸与」の分については、1号保険料を財源として、その次の市町村介護保険事業計画の計画期間(3年間)において分割で返済します。したがって、償還の期限は次期市町村介護保険事業計画期間の最終年度の末日となるため、解答は◯になります。

5.基金事業貸付金は、償還期限までの間は無利子である。
→◯

 設問のとおりで、解答は◯になります。

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