第21回 問題20【平成30年 ケアマネ試験 介護支援分野】

問題20 要介護認定について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.主治の医師の意見は、介護認定審査会に通知しなければならない。
2.介護認定審査会の意見は、主治の医師に通知しなければならない。
3.介護認定審査会の審査及び判定の結果は、介護支援専門員に通知しなければならない。
4.要介護認定等基準時間は、1日当たりの時間として推計される。
5.要介護認定等基準時間の推計の方法は、都道府県の条例で定める。

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解答

1、4

解説

1.主治の医師の意見は、介護認定審査会に通知しなければならない。
→◯

 市町村は、一次判定結果、認定調査票の特記事項、主治医意見書を介護認定審査会に通知し、介護認定審査会はそれらを用いて二次判定を行います(2018中央法規ワークブックP43、八訂基本テキスト1巻P94)。そのため、解答は◯になります。

関連Q&A
主治医意見書は、どのようにして市町村に渡るのですか?
 まず、被保険者が認定の申請の際に、主治医意見書を添付する必要はありません。  主治医意見書は、申請を受け付けた市町村が、被保険者の主治医に対して意見を求めて、主治医が「主治医意見書」を作成し、それを市町村が回収する、という流れになります。
2.介護認定審査会の意見は、主治の医師に通知しなければならない。
→×

 介護認定審査会の意見(療養に関する事項、留意すべき事項)は、市町村に通知します(2018中央法規ワークブックP43、八訂基本テキスト1巻P96)。しかし、主治医には通知しません。そのため、解答は×になります。

3.介護認定審査会の審査及び判定の結果は、介護支援専門員に通知しなければならない。
→×

 介護認定審査会の審査と判定の結果は、市町村に通知します(2018中央法規ワークブックP43、八訂基本テキスト1巻P96)。しかし、介護支援専門員には通知しません。そのため、解答は×になります。

4.要介護認定等基準時間は、1日当たりの時間として推計される。
→◯

 設問のとおりです(2018中央法規ワークブックP42、八訂基本テキスト1巻P93)。

要介護認定等基準時間の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
一次判定・要介護認定等基準時間【一問一答 ケアマネ試験対策】
一次判定・要介護認定等基準時間について、◯か×で答えなさい Q1 一次判定は、認定調査の基本調査及び特記事項により行われる。 ...
関連Q&A
要支援2と要介護1は、要介護認定等基準時間がどちらも「32分以上50分未満」なのは、なぜですか?
法改正により、以前の「要介護1」を「要支援2」と「要介護1」の2つに分けて、もう1段階増やした  要支援2と要介護1の要介護認定等基準時間が同じなのには、法改正による要介護度等の変更と予防給付の創設が関係しています。  以前は、要支援・要介護1~5の6段階でした。これが、2006年4月の法改正により、要支援1・2と要介護1~5の7段階に変更となりました。これは簡単に言うと、2006年4月より前の要介護1を、介護を必要とする程度によって2つに分けて、「要支援、要介護1…」→「要支援1、要支援2、要介護1…」というように、もう1段階増やしたということです。  こうした経緯があるため、要支援2と要介護1は要介護認定等基準時間が同じで、要支援2の定義には「要支援状態の継続見込み期間にわたり継続して常時介護を要する状態の軽減または悪化の防止に特に資する支援を要すると見込まれ」という内容が追加になっています。そして、2006年4月の法改正により、要支援1と2の人に対しては、予防により重点を置いた「予防給付」が提供されることとなりました。
5.要介護認定等基準時間の推計の方法は、都道府県の条例で定める。
→×

 要介護認定等基準時間の推計方法を含めて、要介護認定における一次判定と二次判定は、厚生労働大臣が定める全国一律の基準に基づいて行われます(2018中央法規ワークブックP37、八訂基本テキスト1巻P91)。そのため、解答は×になります。

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