解答
2、3
解説
→×
Aさんは、やや困難が伴うものの、自力での排泄が可能なので、おむつを使用するのではなく、その困難をなくす方向で検討して、本人の自立を支援が大切と言えます。
なお、利用者の有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう支援するのは、介護保険制度の目的のひとつです(2021ユーキャン速習レッスンP37、八訂基本テキスト1巻P54)。
→◯
Aさんは大腿骨頸部骨折の手術を受け、自力での移動にやや困難を伴うので、その支援のために通所リハビリテーションの利用を提案するのは適切と言えます。
→◯
移動や排泄にやや困難を伴うAさんに対して、移動を支援するために手すりやスロープを設置したり、トイレを使いやすいように改修するといった住宅改修を検討し、そのための住環境のアセスメントを提案するのは適切と言えます。
→×
訪問介護の生活援助(掃除、洗濯、ベッドメイク、調理、買い物など)は、同居家族がいる場合は、なぜ同居家族が家事を行うことができないのか、そのサービス内容・時間・回数がなぜ必要なのかを明確にする必要があります(2021ユーキャン速習レッスンP352、八訂基本テキスト2巻P27)。
設問の場合は、同居している息子夫婦が協力して自宅で介護を行うつもりであるため、訪問介護の生活援助の利用を提案するのは適切とは言えません。
→×
Aさん本人も同居している息子夫婦も在宅生活を望んでいるので、施設入所ではなく、在宅での生活を継続できるような提案をするのが適切と言えます。