解答
3、5
解説
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訪問介護の生活援助(掃除、洗濯、ベッドメイク、調理、買い物など)は、同居家族がいるからということで、一律に利用できなくなるわけではありません。同居家族がいる場合は、なぜ同居家族が家事を行うことができないのか、そのサービス内容・時間・回数がなぜ必要なのかを明確にすれば、利用が可能なケースもあります(2021ユーキャン速習レッスンP352、八訂基本テキスト2巻P27)。
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Aさんが利用している訪問介護の生活援助での買物と掃除は、住宅改修を行っても、自分でできるようになるとは考えられません。そのため、住宅改修を提案するのは適切とは言えません。
→◯
Aさんによると、来月から同居する息子は「精神的に弱い面があり、仕事をしながら私の世話をするのは無理」とのことですが、息子は何かしら援助ができるかもしれないと考えている可能性もあるので、それを確認するのは適切と言えます。
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選択肢1の解説にあるように、訪問介護の生活援助は、同居家族がいる場合は、なぜ同居家族が家事を行うことができないのか、そのサービス内容・時間・回数がなぜ必要なのかを明確にする必要があります。
そして設問の場合は、来月から同居する息子が家事を手伝うことが可能になると考えられるので、Aさんに必要なサービス内容なども変わってきて、これまでと同じくサービスを継続するのが難しい部分が出てくる可能性があります。そのため、今までのサービスの継続を約束するのは適切とは言えません。
→◯
選択肢4の解説にあるように、来月から同居する息子によって何らかの支援が得られ、Aさんに必要なサービス内容などに変化があることも考えられるので、改めてアセスメントを行う必要があり、それをAさんに伝えるのは適切と言えます。