解答
1、4、5
解説
→◯
腹膜透析では、カテーテルで腹膜腔内に透析液を注入し、腹膜で老廃物を濾し取って、廃液をカテーテルから排出します。これを長期間行っていると、カテーテルから細菌に侵入して腹膜炎になったりすることもあるため、注意が必要です(2021ユーキャン速習レッスンP272、八訂基本テキスト3巻P51)。そのため、解答は◯になります。
→×
中心静脈栄養法を行っていても、入浴は可能です(2021ユーキャン速習レッスンP272、八訂基本テキスト3巻P53)。そのため、解答は×になります。
ただし、特別な配慮が必要となるため、具体的な方法については、医師などに相談する必要があります。
→×
在宅経管栄養法では、カテーテル交換の頻度や、交換を行う場所などについて、医師の指示内容を確認しておく必要があります(2021ユーキャン速習レッスンP273、八訂基本テキスト3巻P56)。そのため、解答は×になります。
→◯
気管切開を伴った人工呼吸療法の場合、感染対策として気管カニューレや吸引チューブの扱い、期気管切開部の管理、手洗い、手袋の使用について理解しておく必要があります(2021ユーキャン速習レッスンP275、八訂基本テキスト3巻P57)
非侵襲的陽圧換気法(NPPV) | 専用のマスクを使用して行う方法。
※「非侵襲的」は「生体を傷つけないような」という意味。NPPV:non-invasive positive pressure ventilation
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侵襲的陽圧換気法(IPPV) | 気管切開などによって行う方法。
※IPPV:invasive positive pressure ventilation。特に、気管切開によって行う方法を「TPPV:tracheostomy positive pressure ventilation」という。
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→◯
在宅酸素療法では高濃度の酸素を扱うため、火気から2m以上離すなど、十分に注意する必要があります(2021ユーキャン速習レッスンP274、八訂基本テキスト3巻P58)。そのため、解答は◯になります。
また、ガスコンロを電磁調理器に変えたり、暖房機器はエアコンにするなど、なるべく電気機器を使用することが望ましいと言えます。