解答
2、3、4
解説
→×
ジャパン・コーマ・スケール(Japan Coma Scale:JCS 「3-3-9度方式」ともいう)では、数字が大きいほど意識障害が重度であることを示します(2021ユーキャン速習レッスンP220、八訂基本テキスト3巻P73)。そのため、解答は×になります。
Ⅰ 刺激しないでも党醒している(一桁の数字で表現)
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見当識障害がある(時、場所または人物がわからない) | |
Ⅱ 刺激すると覚醒するが刺激をやめると眠り込む(二桁の数字で表現)
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痛みや刺激で開眼する (開眼しないとき、簡単な命令に応じる) |
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Ⅲ 刺激しても党醒しない(三桁の数字で表現)
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痛み刺激に対し、少し手足を動かしたり、顔をしかめたりする | |
この他、R(不穏)、I(糞尿失禁)、A(自発性喪失)を付ける。 例 30-R 3-I 3-A など |
→◯
心不全や喘息による呼吸困難の場合、仰向けの状態よりも、起座位での呼吸(起座呼吸)の方が症状が楽になるという特徴があります(2021ユーキャン速習レッスンP284、八訂基本テキスト3巻P190)。そのため、解答は◯になります。
→◯
高齢者の場合、心筋梗塞の主症状が、胸痛ではなく、腹痛の場合もあるので、注意が必要です(2021ユーキャン速習レッスンP284、八訂基本テキスト3巻P187)。そのため、解答は◯になります。
→◯
嘔吐した場合は吐物の誤嚥を防ぐために、側臥位にして口腔内の吐物を取り除きます(2021ユーキャン速習レッスンP284、八訂基本テキスト3巻P188)。そのため、解答は◯になります。
→×
解熱剤には、血圧低下、出血、腎障害、消化性潰瘍などの副作用があるため、医師の指示に従って使用する必要があります(2021ユーキャン速習レッスンP284、八訂基本テキスト3巻P187)。そのため、解答は×になります。