第21回 問題49【平成30年 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

問題49 ソーシャルワークにおける地域援助として、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1.難病患者の家族の会による会員向けの介護体験報告会
2.社会福祉協議会による地域住民向けの生活支援サポーター養成講座の開催
3.地域包括支援センターに登録された虚弱高齢者向けの健康教室でのプログラム活動
4.精神障害者の地域移行のための病院や障害福祉サービス事業者、不動産会社等のネットワークの構築
5.自治体や社会福祉法人と大学との協働による認知症カフェの設置・運営

猫の写真

解答

2、4、5

解説

 地域に対するソーシャルワークとは、地域社会における社会関係にはたらきかけることで、個人・集団に対する支援が有効に機能するように、社会資源を調整・開発する支援方法です(2018中央法規ワークブックP347、八訂基本テキスト3巻P460)。
 選択肢「2.社会福祉協議会による地域住民向けの生活支援サポーター養成講座の開催」と「4.精神障害者の地域移行のための病院や障害福祉サービス事業者、不動産会社等のネットワークの構築」と「5.自治体や社会福祉法人と大学との協働による認知症カフェの設置・運営」は、これに該当します。

 「1.難病患者の家族の会による会員向けの介護体験報告会」と「3.地域包括支援センターに登録された虚弱高齢者向けの健康教室でのプログラム活動」は、集団に対するソーシャルワークに該当します(2018中央法規ワークブックP346、八訂基本テキスト3巻P459)。

ソーシャルワークの3次元での類型
ミクロ・ソーシャルワーク
個人・家族に対するソーシャルワーク

 クライエントの心理的力動に着目し、心理社会的なはたらきかけを行うとともに、社会資源の活用・調整を通して生活課題を個別に解決する支援方法

メゾ・ソーシャルワーク
集団に対するソーシャルワーク

 人々の集団としての活動を通して、各個人の成長と発達、問題の解決する支援方法

マクロ・ソーシャルワーク
地域に対するソーシャルワーク

 地域社会における社会関係にはたらきかけることで、個人・集団に対する支援が有効に機能するように、社会資源を調整・開発する支援方法

制度に対するソーシャルワーク
・ソーシャルアクション(制度の改革を目指す活動)
・ソーシャル・プランニング(社会福祉計画)
・ソーシャル・アドミニストレーション(社会福祉運営管理)
・社会福祉調査 など
上記以外の類型
コミュニティ・ソーシャルワーク 地域へのはたらきかけと個人へのはたらきかけを、より一体的に捉える考え方
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