第21回 問題52【平成30年度 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

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問題52 介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.訪問介護事業所と同一敷地内にある建物の居住者に対して訪問介護を提供した場合には、介護報酬は減算される。
2.耳式電子体温計により外耳道で体温を測定することは、医療行為に当たるため、訪問介護員が行うことはできない。
3.訪問介護計画において計画的に訪問することとなっていない身体介護を訪問介護員が緊急に行った場合には、所定の単位を加算できることがある。
4.サービス提供責任者については、専従する常勤のものであれば、特段の資格要件はない。
5.新規に訪問介護計画を作成した利用者に対してサービス提供責任者が初回の訪問介護に同行した場合には、所定の単位を加算できる。

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解答

1、3、5

解説

1.訪問介護事業所と同一敷地内にある建物の居住者に対して訪問介護を提供した場合には、介護報酬は減算される。
→◯

 設問の場合、一度の訪問で複数の利用者にサービスを提供でき、個別に訪問する手間がかからないため、減算となります(2020ユーキャン速習レッスンP355・P295、八訂基本テキスト2巻P14・P33)。そのため、解答は◯になります。

同一建物等の居住者にかかる減算の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
訪問介護の介護報酬について、◯か×で答えなさい Q1 安否確認のための訪問は、20分未満の身体介護中心型として算定できる。 ...
2.耳式電子体温計により外耳道で体温を測定することは、医療行為に当たるため、訪問介護員が行うことはできない。
→×

 体温測定は医療行為でないものと認められており、訪問介護員が行うことができます(2020ユーキャン速習レッスンP353、八訂基本テキスト2巻P25)。そのため、解答は×になります。

医療行為でないものの詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
訪問介護 生活援助についての不適切事例・医療行為でないものについて、◯か×で答えなさい Q1 家具の修繕は、生活援助として算定...
3.訪問介護計画において計画的に訪問することとなっていない身体介護を訪問介護員が緊急に行った場合には、所定の単位を加算できることがある。
→◯

 設問の場合であって、サービス提供責任者と介護支援専門員が連携するなどの要件を満たしていれば、緊急時訪問介護加算を算定することができます(2020ユーキャン速習レッスンP354、八訂基本テキスト2巻P33)。そのため、解答は◯になります。

緊急時訪問介護加算
 サービス提供責任者と介護支援専門員が連携し、介護支援専門員が必要と認めて、訪問介護計画の計画外の身体介護を緊急に行った場合に算定する。
4.サービス提供責任者については、専従する常勤のものであれば、特段の資格要件はない。
→×

 サービス提供責任者については、専従の訪問介護員等のうちの、介護福祉士、実務者研修修了者、旧介護職員基礎研修修了者、旧訪問介護員1級過程修了者(共生型サービスの場合は別に特例あり)とされています(2020ユーキャン速習レッスンP350、八訂基本テキスト2巻P30)。そのため、解答は×になります。

5.新規に訪問介護計画を作成した利用者に対してサービス提供責任者が初回の訪問介護に同行した場合には、所定の単位を加算できる。
→◯

 設問の場合は、初回加算を算定することができます(2020ユーキャン速習レッスンP354、八訂基本テキスト2巻P33)。そのため、解答は◯になります。

初回加算
 新規に訪問介護計画を作成した利用者に対して、サービス提供責任者が初回の訪問介護を提供した場合、またはその他の訪問介護員等が初回の訪問介護を提供した月にサービス提供責任者が同行した場合に算定する。
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