第21回 問題55【平成30年 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

問題55 夜間対応型訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.緊急時の連絡体制を確保し、日中においてオペレーションセンターサービスを行う等の要件を満たす場合は、24時間通報対応加算を算定できる。
2.定期巡回サービスを行う訪問介護員等は、サービスを提供する時間帯を通じて専従で1人以上配置しなければならない。
3.事業者は、利用者からの苦情に関して市町村等が派遣する者が相談及び援助を行う事業に協力するよう努めなければならない。
4.随時訪問サービスにおいて、オペレーションセンター従業者は、一月ないし三月に1回程度利用者宅を訪問しなければならない。
5.利用者が短期入所生活介護を受けている間も、夜間対応型訪問介護費を算定できる。

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解答

1、3、4

解説

1.緊急時の連絡体制を確保し、日中においてオペレーションセンターサービスを行う等の要件を満たす場合は、24時間通報対応加算を算定できる。
→◯

 設問のとおりです(2018中央法規ワークブックP433、八訂基本テキスト2巻P280)。

24時間通報対応加算
日中においてオペレーションセンターサービスを行うための人員や緊急時の連絡体制が確保されている事業所において、日中に当該サービスの利用を希望する利用者について、1か月につき、算定する。
夜間対応型訪問介護の提供時間帯
 時間帯は各事業所において設定しますが、夜間におけるサービス提供という性格を踏まえ、22時から6時までの間は最低限含むものとされています。
 8時から16時までの間の時間帯を含むことは認められません。この時間帯については、訪問介護を利用することになります。

 「24時間通報対応加算」の算定要件を満たして日中にオペレーションセンターサービスを行う場合でも、訪問が必要と判断された場合は、連携する訪問介護事業所から訪問介護が提供されます。

2.定期巡回サービスを行う訪問介護員等は、サービスを提供する時間帯を通じて専従で1人以上配置しなければならない。
→×

 「定期巡回サービスを行う訪問介護員等」ではなく、「随時訪問サービスを行う訪問介護員等」を、提供時間帯を通じて専従で1人以上配置しなければならない、とされています(2018中央法規ワークブックP432、八訂基本テキスト2巻P278)。そのため、解答は×になります。

訪問介護員等の基準
定期巡回サービスを行う訪問介護員等 適切にサービスを提供するために必要な数以上
随時訪問サービスを行う訪問介護員等 提供時間帯を通じて専従で1人以上確保するために必要な数以上
3.事業者は、利用者からの苦情に関して市町村等が派遣する者が相談及び援助を行う事業に協力するよう努めなければならない。
→◯

 設問のとおりです(八訂基本テキスト2巻P279)。

4.随時訪問サービスにおいて、オペレーションセンター従業者は、一月ないし三月に1回程度利用者宅を訪問しなければならない。
→◯

 随時訪問サービスを適切に行うため、オペレーションセンター従業者は、利用者の面接、および1か月ないし3か月に1回程度の利用者の居宅への訪問を行い、利用者の心身の状況や環境等の的確な把握に努め、利用者と家族に対して適切な相談・助言を行うこととされています(2018中央法規ワークブックP432、八訂基本テキスト2巻P278)。そのため、解答は◯になります。

5.利用者が短期入所生活介護を受けている間も、夜間対応型訪問介護費を算定できる。
→×

 利用者が短期入所生活介護を利用している間は、夜間対応型訪問介護費は算定できません。
 もう少し詳しく言うと、以下のサービスを利用している間は、その事業所の従業者によって介護等の必要なサービスが提供されるため、別に夜間対応型訪問介護を提供する必要性はなく、そうした費用は算定できない、ということです。

夜間対応型訪問介護費は、次のサービスを利用している間は算定できない
短期入所生活介護
短期入所療養介護
特定施設入居者生活介護
小規模多機能型居宅介護
認知症対応型共同生活介護
地域密着型特定施設入居者生活介護
地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)
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