第21回 問題57【平成30年度 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

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問題57 介護老人福祉施設について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.介護支援専門員については、常勤の者を1人以上配置しなければならない。
2.看護職員については、常勤の者を1人以上配置しなければならない。
3.栄養士については、入所定員にかかわらず、常勤の者を1人以上配置しなければならない。
4.生活相談員については、常勤の者を配置しなくてもよい。
5.機能訓練指導員は、同一施設の他の職務に従事することができる。

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解答

1、2、5

解説

 介護老人福祉施設の人員基準は、次のようなものです(2020ユーキャン速習レッスンP404・P405、八訂基本テキスト2巻P424・425)。

介護老人福祉施設の人員基準
医師 入所者に対し健康管理および療養上の指導を行うために必要な数(具体的な数は規定されていない)。非常勤でも可。
生活相談員 入所者100人またはその端数を増すごとに1人以上。常勤であること。
看護・介護職員 入所者3人またはその端数を増すごとに1以上(常勤換算)。

看護職員については、
・入所者数が30人未満の場合は1人以上(常勤換算)
・入所者数が30人以上50人未満の場合は2人以上(常勤換算)
・入所者数が50人以上130人未満の場合は3人以上(常勤換算)
・入所者数が130人以上の場合は3人、プラス 入所者50人またはその端数を増すごとに1人を加えた数以上(常勤換算)
・看護職員のうち1人以上は常勤

介護職員については、夜勤を含めて常時1人以上の常勤職員を置くこと。
栄養士 1人以上。ただし、入所者数が40人以下で他の施設の協力があり、入所者の処遇に支障がない場合は配置しなくても可。
機能訓練指導員 日常生活機能の改善、または減退防止の訓練ができる能力のある者。
1人以上。兼務可。
介護支援専門員 常勤で1人以上。入所者100人またはその端数を増すごとに1人以上が標準、増員分は非常勤でも可。支障がなければ兼務可。
管理者 常勤の者を配置。支障がなければ、同一敷地内の他の事業所・施設等の職務と兼務可。
関連Q&A
A 「端数を増すごとに」とは  たとえば、居宅介護支援の人員基準では、介護支援専門員について「利用者35人またはその端数を増すごとに1人を基準」とされています。  この場合の「端数」とは、35をひとつのまとまりと考えて、それより小さい数のことです。たとえば、36なら「端数」は1、72なら「端数」は2です。別の言い方をすると「35で割った余り」となります。  そして、利用者数が35人またはその端数を増すごとに、介護支援専門員の基準の人数は1人追加になります。ですので、次のようになります。 ・利用者数が35人まで……1人以上 ・利用者数が36人……2人以上 ・利用者数が71人……3人以上 ・利用者数が106人……4人以上
A 「常勤加算」とは  まず、「常勤」と「常勤換算」は、次のようなものです。 常勤  事業所における勤務時間が、事業所で定められている常勤の従業者が勤務すべき時間数に達していること(週32時間を下回る場合は週32時間を基本とする) 常勤換算  事業所の従業者の勤務延時間数(担当者全員の合計時間)を、事業所において常勤の従業者が勤務すべき時間数(週32時間を下回る場合は週32時間を基本とする)で割って人数として換算する方法    以上を踏まえて、たとえば訪問看護ステーションの看護職員の「常勤換算で2.5人以上(うち1人は常勤)」について、簡単な例をあげて考えてみます。 例)事業所で定められている常勤の看護職員が勤務すべき時間数は、週32時間です。  そして、看護職員が3人いて、1人が週32時間勤務し、他の2人がそれぞれ週に30時間ずつ勤務しています。これを常勤換算の式に当てはめると次のようになります。 92(看護職員3人の合計勤務時間)÷32(常勤の看護職員が勤務すべき時間数)=2.875  この「2.875」は基準の「2.5人以上」を満たしており、1人が常勤(週32時間勤務)で「うち1人は常勤」も満たしているため、基準をクリアしていることになります。

 以上を踏まえて、各選択肢を見ていきます。

1.介護支援専門員については、常勤の者を1人以上配置しなければならない。
→◯

 設問のとおりです。

2.看護職員については、常勤の者を1人以上配置しなければならない。
→◯

 設問のとおりです。

3.栄養士については、入所定員にかかわらず、常勤の者を1人以上配置しなければならない。
→×

 上表のように、栄養士については「1人以上。ただし、入所者数が40人以下で他の施設の協力があり、入所者の処遇に支障がない場合は配置しなくても可」とされています。そのため、解答は×になります。

4.生活相談員については、常勤の者を配置しなくてもよい。
→×

 上表のように、生活相談員については「常勤であること」とされています。そのため、解答は×になります。

5.機能訓練指導員は、同一施設の他の職務に従事することができる。
→◯

 設問のとおりです。

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