第22回 問題31【令和元年度10月 ケアマネ試験 保健医療サービス分野】

問題31 次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1.フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
2.高次脳機能障害の主な症状には、失行や失認が含まれる。
3.心筋梗塞は、冠動脈が破裂して起こる疾患である。
4.糖尿病は、肝臓で作られるインスリンの不足によるものである。
5.高齢者に多い骨折部位には、大腿骨頸部や胸腰椎が含まれる。

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解答

1、2、5

解説

1.フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
→◯

 フレイル(虚弱)とは、高齢になって筋力や活動が低下している状態をいいます。①体重減少、②歩行速度低下、③握力低下、④疲れやすい、⑤身体活動レベルの低下、のうち3項目以上に該当すればフレイルとみなされます(2020ユーキャン速習レッスンP178、八訂基本テキスト3巻P11)。これは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態と言えるため、解答は◯になります。

2.高次脳機能障害の主な症状には、失行や失認が含まれる。
→◯

 高次脳機能障害とは、脳の病変によって現れる失語症、失効、失認、言語、注意障害、記憶障害、遂行機能障害、社会的行動障害などのことをいいます(2020ユーキャン速習レッスンP242、八訂基本テキスト3巻P305)。そのため、解答は◯になります。

3.心筋梗塞は、冠動脈が破裂して起こる疾患である。
→×

 心筋梗塞は、冠動脈が動脈硬化などによって閉塞し、心筋が壊死して心臓のポンプ機能が低下する疾患です(2020ユーキャン速習レッスンP192、八訂基本テキスト3巻P126)。そのため、解答は×になります。

4.糖尿病は、肝臓で作られるインスリンの不足によるものである。
→×

 インスリンは膵臓で作られます(2020ユーキャン速習レッスンP182、八訂基本テキスト3巻P147)。そのため、解答は×になります。

 なお、インスリンは血液中からブドウ糖を細胞内に取り込む働きをするホルモンで、ブドウ糖をエネルギーとして利用するために必要不可欠です。このインスリンの働きが不足すると、血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が慢性的に高くなり、糖尿病となります。

 なお、インスリン注射を行っている場合、その作用により低血糖となって、動機、発汗、意識障害を起こすことがあるため注意が必要です。

5.高齢者に多い骨折部位には、大腿骨頸部や胸腰椎が含まれる。
→◯

 加齢に伴い、筋力・耐久力・バランス力の低下によって転倒のリスクが増大し、骨折をする危険性が増加します。特に多いのは、大腿骨頚部骨折胸腰椎圧迫骨折撓骨遠位端骨折助骨骨折です(2020ユーキャン速習レッスンP209、八訂基本テキスト3巻P124)。そのため、解答は◯になります。

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