第22回 問題41【令和元年度10月 ケアマネ試験 保健医療サービス分野】

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問題41 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)について、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1.人生の最終段階において自らが望む医療・ケアについて、医療・ケアチーム等と話し合い、共有するための取組をいう。
2.本人が死の直前になったときにのみ話し合う。
3.話し合った内容は、文書にまとめておく。
4.本人の考えより、医療・ケアチームの方針が優先される。
5.話合いは、一度だけ行えばよい。

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解答

1、3

解説

 この設問の内容に該当する資料として、厚生労働省から「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」(以下、ガイドライン)とその「解説」が出されています。

「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン」の改訂についてについて紹介しています。

 このガイドラインを踏まえて、各選択肢を見ていきます。

1.人生の最終段階において自らが望む医療・ケアについて、医療・ケアチーム等と話し合い、共有するための取組をいう。
→◯

 ガイドラインの解説に、「このガイドラインは、人生の最終段階を迎えた本人・家族等と医師をはじめとする医療・介護従事者が、最善の医療・ケアを作り上げるプロセスを示すガイドラインです」とあります。

2.本人が死の直前になったときにのみ話し合う。
→×

 ガイドラインにおいて、「本人が自らの意思を伝えられない状態になる可能性があることから、家族等の信頼できる者も含めて、本人との話し合いが繰り返し行われることが重要である」とされています。

3.話し合った内容は、文書にまとめておく。
→◯

 ガイドラインにおいて、「このプロセスにおいて話し合った内容は、その都度、文書にまとめておくものとする」とされています。

4.本人の考えより、医療・ケアチームの方針が優先される。
→×

 ガイドラインにおいて、「本人が多専門職種の医療・介護従事者から構成される医療・ケアチームと十分な話し合いを行い、本人による意思決定を基本としたうえで、人生の最終段階における医療・ケアを進めることが最も重要な原則である」とされています。

5.話合いは、一度だけ行えばよい。
→×

 ガイドラインにおいて、「本人の意思は変化しうるものであることを踏まえ、本人が自らの意思をその都度示し、伝えられるような支援が医療・ケアチームにより行われ、本人との話し合いが繰り返し行われることが重要である」とされています。

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