解答
2、4
解説
→×
療養室の定員は4人以下(多床室でも可)とされています(2023ユーキャン速習レッスンP335、九訂基本テキスト上巻P732)。そのため、解答は×になります。
→◯
入所者は、主として長期にわたり療養が必要である者であって、重篤な身体疾患を有する者、身体合併症を有する認知症高齢者などとされていることから(選択肢5の解説も参照)、ターミナルケアに対応する機能も有しているのが特徴です(九訂基本テキスト上巻P733)。
なお、介護医療院サービスには、ターミナルケア加算は設定されていません(基本的なサービスにターミナルケアが含まれるということ)。
→×
医療法において、病院、診療所、介護老人保健施設、介護医療院、調剤を実施する薬局その他の医療を提供する施設が「医療提供施設」と定義されています。そのため、解答は×になります。
→◯
介護医療院の医師は、入所者の病状からして、自ら必要な医療を提供することが困難であると認めたときは、他の病院・診療所への入院のための措置を講じ、または他の医師の対診を求めるなど診療について適切な措置を講じなければなりません(2023ユーキャン速習レッスンP336・P328、九訂基本テキスト上巻P733)。そのため、解答は◯になります。
→×
重篤な身体疾患を有する者、身体合併症を有する認知症高齢などに対応するのが、Ⅰ型療養床です。それ以外の人は、Ⅱ型療養床が適用となります(2023ユーキャン速習レッスンP334、九訂基本テキスト上巻P726)。そのため、解答は×になります。
Ⅰ型療養床 | 療養床のうち、主として長期にわたり療養が必要である者であって、重篤な身体疾患を有する者、身体合併症を有する認知症高齢者等を入所させるためのもの |
Ⅱ型療養床 | 療養床のうち、Ⅰ型療養床以外のもの |