第22回 問題47【令和元年度10月 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

問題47 ソーシャルワークに関する次の記述のうち、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1.ラポールとは、主訴をとらえてニーズを確定することである。
2.アセスメントシートの順番に従い、すべての項目を尋ねなければならない。
3.アセスメントは、クライエント本人からの情報のみで行うものではない。
4.援助計画は、柔軟に変更できるよう、可能な限り抽象的に立てることが重要である。
5.事後評価には、スーパービジョンを受けることも含まれる。

猫の写真

解答

3、5

解説

1.ラポールとは、主訴をとらえてニーズを確定することである。
→×

 心理学の用語としての「ラポール」は、援助者とクライエントの心が通じ合い、信頼し合って、相手を受け入れている状態をいいます(八訂基本テキスト3巻P462)。

※ラポール:フランス語で「橋をかける」という意味。
2.アセスメントシートの順番に従い、すべての項目を尋ねなければならない。
→×

 面接における情報交換は、双方向的なものである必要があります。援助者からの事前説明や情報収集がないままに、チェックリストなどによって次々に質問をすると、クライエントの誤解や思い込みが訂正されずに残ってしまいます(2020ユーキャン速習レッスンP343、八訂基本テキスト3巻P470)。

3.アセスメントは、クライエント本人からの情報のみで行うものではない。
→◯

 選択肢2の解説にあるように、情報交換は双方向的なものである必要があります。

4.援助計画は、柔軟に変更できるよう、可能な限り抽象的に立てることが重要である。
→×

 援助計画では、援助方法とその長所・短所、期間(長期か短期か)、長期目標・短期目標、利用できる人的・物的資源と役割分担などを、具体的に定めることが大切です(2020ユーキャン速習レッスンP343、八訂基本テキスト3巻P472)。

5.事後評価には、スーパービジョンを受けることも含まれる。
→◯

 事後評価において、自己評価だけでなく、スーパービジョン(相談援助者が自らの認識や行動について、先輩や上司〔スーパーバイザー〕に相談し、助言を求めること)による客観的な評価を通じて、介入方法を検討していくことが大切となります。

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