第22回 問題49【令和元年 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

問題49 ソーシャルワークにおける地域援助として、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1.地域の問題や多様な社会資源について評価するために、地域アセスメントを行う。
2.病院の専門職で構成されたメンバーで退院促進のためのチームアプローチを行う。
3.地域におけるニーズ把握では、潜在的ニーズを掘り起こすアウトリーチを行う。
4.行政機関等のフォーマルな社会資源による地域ネットワークを構築すれば、地域課題は解決する。
5.障害者が福祉サービスにアクセスしやすくなるよう自治体に働きかける。

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解答

1、3、5

解説

1.地域の問題や多様な社会資源について評価するために、地域アセスメントを行う。
→◯

マクロ・ソーシャルワーク(地域援助)とは、地域社会における社会関係にはたらきかけることで、個人・集団に対する支援が有効に機能するように、社会資源を調整・開発する支援方法です(2020ユーキャン速習レッスンP338、八訂基本テキスト3巻P460)。

2.病院の専門職で構成されたメンバーで退院促進のためのチームアプローチを行う。
→×

 設問の内容は、集団場面や集団関係を対象、あるいは媒介として援助を行う方法で、メゾ・ソーシャルワーク(集団援助)に該当します(2020ユーキャン速習レッスンP337、八訂基本テキスト3巻P459)。

3.地域におけるニーズ把握では、潜在的ニーズを掘り起こすアウトリーチを行う。
→◯

 設問のとおりです(2020ユーキャン速習レッスンP338、八訂基本テキスト3巻P460)。

4.行政機関等のフォーマルな社会資源による地域ネットワークを構築すれば、地域課題は解決する。
→×

 行政機関等のフォーマルな社会資源だけでなく、町内会やボランティアなどのインフォーマルな社会資源も含めた地域ネットワークの構築が重要です(2020ユーキャン速習レッスンP339、八訂基本テキスト3巻P460)。

5.障害者が福祉サービスにアクセスしやすくなるよう自治体に働きかける。
→◯

 設問のとおりです(2020ユーキャン速習レッスンP338、八訂基本テキスト3巻P460)。

ソーシャルワークの3次元での類型
ミクロ・ソーシャルワーク
個人・家族に対するソーシャルワーク

 クライエントの心理的力動に着目し、心理社会的なはたらきかけを行うとともに、社会資源の活用・調整を通して生活課題を個別に解決する支援方法

メゾ・ソーシャルワーク
集団に対するソーシャルワーク

 人々の集団としての活動を通して、各個人の成長と発達、問題の解決する支援方法

マクロ・ソーシャルワーク
地域に対するソーシャルワーク

 地域社会における社会関係にはたらきかけることで、個人・集団に対する支援が有効に機能するように、社会資源を調整・開発する支援方法

制度に対するソーシャルワーク
・ソーシャルアクション(制度の改革を目指す活動)
・ソーシャル・プランニング(社会福祉計画)
・ソーシャル・アドミニストレーション(社会福祉運営管理)
・社会福祉調査 など
上記以外の類型
コミュニティ・ソーシャルワーク 地域へのはたらきかけと個人へのはたらきかけを、より一体的に捉える考え方
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