第22回 問題52【令和元年 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

問題52 介護保険における訪問入浴介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.サービス提供は、1回の訪問につき、看護職員1名と介護職員1名で行う。
2.終末期にある者も、訪問入浴介護を利用できる。
3.同一時間帯での同一利用者に対する入浴介助については、別に訪問介護費を算定することはできない。
4.利用者に病状の急変が生じた場合には、速やかに事業所の管理者に連絡し、変更・中止の指示を受ければよい。
5.協力医療機関は、事業の通常の実施地域内にあることが望ましい。

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解答

2、3、5

解説

1.サービス提供は、1回の訪問につき、看護職員1名と介護職員1名で行う。
→×

 訪問入浴介護は、1回のサービスを原則として看護職員1人と介護職員2人で提供します(2020ユーキャン速習レッスンP357・P358、八訂基本テキスト2巻P47・P48)。そのため、解答は×になります。

 なお、利用者の身体状態などに支障がなく、主治医が認めた場合には、介護職員3人でサービスを提供することができます。この場合、介護職員のみサービス提供減算となります(看護職員がいない分、サービスの質が低下すると言えるため)。

介護職員のみサービス提供減算
 利用者の身体状態等に支障がないと認められる場合に、主治医の意見を確認したうえで、介護職員3人でサービスを提供した場合は、所定の率により減算となる。
2.終末期にある者も、訪問入浴介護を利用できる。
→◯

 終末期であっても、利用者の状態が安定してる場合は、訪問入浴介護の提供が可能です。そのため、解答は×になります。

 なお、終末期の利用者にとって、身体を清潔にし、精神的安寧をもたらす訪問入浴介護は有益なサービスと言えます(2020ユーキャン速習レッスンP356、八訂基本テキスト2巻P39)。

3.同一時間帯での同一利用者に対する入浴介助については、別に訪問介護費を算定することはできない。
→◯

 厚生労働省が公表しているQ&Aに「訪問入浴介護は看護職員1人介護職員2人の3人体制による入浴介助を基本としており、それと別の訪問介護員等が同一時間帯に同一利用者に対して入浴その他の介助を行った場合には、別に訪問介護費を算定できない」という内容があります。そのため、解答は◯になります。

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4.利用者に病状の急変が生じた場合には、速やかに事業所の管理者に連絡し、変更・中止の指示を受ければよい。
→×

 利用者に病状の急変が生じたなどの場合には、主治医に連絡して指示を仰ぎ、必要に応じて部分浴・清拭に変更したり、状況によっては中止します(2020ユーキャン速習レッスンP357、八訂基本テキスト2巻P44)。そのため、解答は×になります。

5.協力医療機関は、事業の通常の実施地域内にあることが望ましい。
→◯

 設問のとおりです(2020ユーキャン速習レッスンP104、八訂基本テキスト2巻P47)。

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