第22回 問題56【令和元年度10月 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

問題56 介護保険における夜間対応型訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.事業者は、利用者へ配布するケアコール端末に係る設置料、リース料、保守料の費用を利用者から徴収することができる。
2.利用者から合鍵を預かる場合は、従業者であれば容易に持ち出すことができるような管理を行う必要がある。
3.随時訪問サービスは、利用者の処遇に支障がないときは、他の指定訪問介護事業所の訪問介護員等に行わせることができる。
4.夜間対応型訪問介護計画の作成後に居宅サービス計画が作成された場合は、夜間対応型訪問介護計画を必要に応じて変更する。
5.看護師及び介護福祉士は、面接相談員になることができる。

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解答

3、4、5

解説

1.事業者は、利用者へ配布するケアコール端末に係る設置料、リース料、保守料の費用を利用者から徴収することができる。
→×

 ケアコール端末の設置料、リース料、保守料などの費用は、利用者から徴収することはできません(2020ユーキャン速習レッスンP384、八訂基本テキスト2巻P277・P8)。そのため、解答は×になります。

 なお、利用者宅から事業所への通報に係る通信料(電話料金)については、利用者から徴収できます。

補足
 利用者の心身の状況からして、一般の家庭用電話や携帯電話で随時通報を適切に行うことができる場合は、利用者に携帯電話を配布したり、ケアコール端末を配布せずに利用者の家庭用電話や携帯電話で通報してもらうこともできます。
2.利用者から合鍵を預かる場合は、従業者であれば容易に持ち出すことができるような管理を行う必要がある。
→×

 利用者から合鍵を預かる場合は、従業者であっても容易に持ち出すことができないよう厳重な管理を行い、利用者に安心感を与えるものとすること、とされています(2020ユーキャン速習レッスンP384、八訂基本テキスト2巻P279)。そのため、解答は×になります。

 また、合鍵の管理方法、紛失した場合の対処方法その他必要な事項を記載した文書を利用者に交付することとされています。

3.随時訪問サービスは、利用者の処遇に支障がないときは、他の指定訪問介護事業所の訪問介護員等に行わせることができる。
→◯

 基本的には、その事業所の訪問介護員等(介護福祉士、介護職員初任者研修過程修了者)が定期巡回サービス・随時訪問サービスを提供します(2020ユーキャン速習レッスンP383、八訂基本テキスト2巻P278)。
 ただし、随時訪問サービスについては、他の訪問介護事業所との連携を図ることによって効果的な運営が期待できる場合であって、利用者の処遇に支障がないときは、他の訪問介護事業所の訪問介護員等に行わせることができます。そのため、解答は◯になります。

4.夜間対応型訪問介護計画の作成後に居宅サービス計画が作成された場合は、夜間対応型訪問介護計画を必要に応じて変更する。
→◯

 設問のとおりです(2020ユーキャン速習レッスンP104、八訂基本テキスト2巻P274)。

 なお、既に居宅サービス計画が作成されている場合は、それに沿って夜間対応型訪問介護計画を作成しなければなりません。

5.看護師及び介護福祉士は、面接相談員になることができる。
→◯

 通報に適切に対応できるようにする観点から、日中の面接等を通じて利用者の状況を把握するために面接相談員を配置します。したがって、面接相談員は、通報の受け付け業務にあたるオペレーター(看護師、介護福祉士、医師、保健師、准看護師、社会福祉士、介護支援専門員)と同資格、またはこれらと同等の知識経験を有する者を配置するように努めることが必要とされています(2020ユーキャン速習レッスンP384、八訂基本テキスト2巻P278)。

 ですので、看護師と介護福祉士が面接相談員になることは可能であり、そのため解答は◯になります。

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