解答
1、2、5
解説
→◯
喫煙習慣は、虚血性心疾患、心筋梗塞、狭心症、高血圧症、心不全、不整脈、閉塞性動脈硬化症など心疾患の危険因子となるため、留意する必要があります(2021ユーキャン速習レッスンP194~、八訂基本テキスト3巻P126~)。そのため、解答は◯になります。
→◯
健康日本21(第二次)の目標は次のものであり、ここに設問の内容が含まれます(2021ユーキャン速習レッスンP286、八訂基本テキスト3巻P90~)。そのため、解答は◯になります。
健康日本21(第二次)の目標
① 健康寿命の延伸と健康格差の縮小
② 生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底(非感染性疾患の予防※)
③ 社会生活を営むために必要な機能の維持及び向上
④ 健康を支え、守るための社会環境の整備
※非感染性疾患の予防:非感染性疾患(NCD)は、がん、循環器疾患、糖尿病、慢性閉塞性肺疾患(COPD)を指す。我が国では生活習慣病として位置づけられているこれら4つの疾患は、国際的には非感染性疾患(NCD)として捉えられており、包括的な対策を講じることが重要視されている。
|
→×
老年期うつ病がひどくなると、次のような症状が現れます(2021ユーキャン速習レッスンP256、八訂基本テキスト3巻P276)。ここに自殺企図が含まれるため、解答は×になります。
●罪業妄想(自分を責める内容の妄想)
●貧困妄想(金銭的に困窮し、生活できないという妄想)
●心気妄想(不知の病にかかったという妄想)
●自殺企図(自殺を図ること)
|
→×
老年発症型のアルコール依存症は、身体的老化、喪失体験や社会的孤立などの環境変化によって発症します(2021ユーキャン速習レッスンP258、八訂基本テキスト3巻P279)。そのため、解答は×になります。
なお、若年発症型のアルコール依存症は、アルコール依存の家族歴や遺伝的要因を有することが多くあります。
→◯
設問のとおりです(2021ユーキャン速習レッスンP258、八訂基本テキスト3巻P279)。
●離脱症状が遷延しやすい(アルコールの効果が減っても、不快な気分や自律神経症状などが長く続く)
●糖尿病、高血圧などの身体合併症が高い確率で出現する。
●認知症やうつ病を合併する割合が高い。
|