第22回 問題35【令和元年度3月 ケアマネ再試験 保健医療サービス分野】

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問題35 次の記述について適切なものはどれか。3つ選べ。
1.自己腹膜灌流法(CAPD)による人工透析は、血液透析に比べて、通院回数が少なくて済む。
2.終末期にある者には、効果が期待できないため、リハビリテーションは実施されない。
3.気管切開をしている場合でも、スピーチカニューレの使用により発声は可能である。
4.慢性閉塞性肺疾患(COPD)により呼吸機能が低下している場合でも、インフルエンザワクチンの接種は推奨される。
5.在宅酸素療法は、入院しなければ導入できない。

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解答

1、3、4

解説

1.自己腹膜灌流法(CAPD)による人工透析は、血液透析に比べて、通院回数が少なくて済む。
→◯

 腹膜透析(自己腹膜灌流法〔CAPD〕)のメリットとして、血液透析に比べて通院回数が少なくて済む食事制限が血液透析よりも緩い、などがあげられます(2020ユーキャン速習レッスンP270、八訂基本テキスト3巻P51)。

人工透析の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
人工透析について、◯か×で答えなさい Q1 自己腹膜灌流法(CAPD)による人工透析は、血液透析に比べて、通院回数が少なくて済...
2.終末期にある者には、効果が期待できないため、リハビリテーションは実施されない。
→×

 終末期の利用者の支援においては、医療と介護が連携して、栄養改善、口腔ケア、リハビリテーションなどを提供していくことが重要になります(2020ユーキャン速習レッスンP287、八訂基本テキスト3巻P330)。そのため、解答は×になります。

3.気管切開をしている場合でも、スピーチカニューレの使用により発声は可能である。
→◯

 設問のとおりです(2020ユーキャン速習レッスンP273、八訂基本テキスト3巻P56)。

 なお、スピーチカニューレは、吸気は通常のカニューレと同様に気管切開孔から入りますが、呼気が声帯を通って口に抜ける構造になっているので、発声が可能になります(自発呼吸ができる患者に限られます)。

4.慢性閉塞性肺疾患(COPD)により呼吸機能が低下している場合でも、インフルエンザワクチンの接種は推奨される。
→◯

 慢性疾患のある高齢者がインフルエンザウイルスに感染すると、肺炎などを伴って重症化する可能性があるため、インフルエンザワクチンが推奨されます(2020ユーキャン速習レッスンP278、八訂基本テキスト3巻P203)。そのため、解答は◯になります。

5.在宅酸素療法は、入院しなければ導入できない。
→×

 一般的には、短期間の入院をして在宅酸素療法(HOT)の導入の判断をします。ただし、必ず入院しなくてはならないわけではなく、入院せずに導入の判断をすることもあり得ます(2020ユーキャン速習レッスンP272、八訂基本テキスト3巻P58)。そのため、解答は×になります。

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