解答
1、2、4
解説
→◯
設問のとおりです(2022ユーキャン速習レッスンP186、九訂基本テキスト下巻P138)。
なお、臓器別の頻度は胃がん、肺がん、大腸がんが高くなっています。また、胃がんは減少傾向にあり、肺がんと大腸がんが増加傾向にあります。
→◯
臨死期に息切れや苦しさがある場合は、姿勢のくふうやベッドの角度調整などを行うことが有効です(2022ユーキャン速習レッスンP291、九訂基本テキスト下巻P330)。
→×
横隔膜の動きが弱くなってきたときに、少しでも空気を取り入れようとして、肩や顎だけが動くようになります。喘いでいようにも見えますが、自然な動きです。
そして、下顎呼吸(顎だけが弱々しく動く呼吸)が始まると、臨終が近いことを意味します(2022ユーキャン速習レッスンP221・P291、九訂基本テキスト下巻P73・P331)。
→◯
投薬のほか、ベッドの角度を変えたり、姿勢を工夫したり、さすったりすることも有効です(2022ユーキャン速習レッスンP291、九訂基本テキスト下巻P330)。
→×
がんの治療法には大きく手術療法、化学療法、放射線療法があり、本人の希望や病状を勘案して選択します(2022ユーキャン速習レッスンP186、九訂基本テキスト下巻P139)。
高齢者の場合、身体機能の個人差が大きいため、外科手術のような侵襲性の高い治療を選択する場合は、より慎重になる必要があります。