第22回 問題40【令和元年度3月 ケアマネ再試験 保健医療サービス分野】

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問題40 次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1.がんの発症頻度は、年齢とともに高くなる傾向にある。
2.臨死期には、死前喘鳴がみられることがあるが、首を横に向ける姿勢の工夫で軽減することもある。
3.臨死期には、顎だけで呼吸する下顎呼吸状態となる場合があるが、しばらくすると正常な呼吸に戻る。
4.呼吸困難や疼痛に対しては、投薬のほか、安楽な体位やマッサージなどで苦痛の緩和を図る。
5.高齢者のがんに対しては、侵襲性の高い手術療法は行うべきではない。

猫の写真

解答

1、2、4

解説

1.がんの発症頻度は、年齢とともに高くなる傾向にある。
→◯

 設問のとおりです(2020ユーキャン速習レッスンP184、八訂基本テキスト3巻P143)。

 なお、臓器別の頻度は胃がん、肺がん、大腸がんが高くなっています。また、胃がんは減少傾向にあり、肺がんと大腸がんが増加傾向にあります。

2.臨死期には、死前喘鳴がみられることがあるが、首を横に向ける姿勢の工夫で軽減することもある。
→◯

 臨死期に息切れや苦しさがある場合は、姿勢のくふうやベッドの角度調整などを行うことが有効です(2020ユーキャン速習レッスンP289、八訂基本テキスト3巻P342)。

3.臨死期には、顎だけで呼吸する下顎呼吸状態となる場合があるが、しばらくすると正常な呼吸に戻る。
→×

 横隔膜の動きが弱くなってきたときに、少しでも空気を取り入れようとして、肩や顎だけが動くようになります。喘いでいようにも見えますが、自然な動きです。
 そして、下顎呼吸(顎だけが弱々しく動く呼吸)が始まると、臨終が近いことを意味します(2020ユーキャン速習レッスンP219・P289、八訂基本テキスト3巻P75・P343)。

4.呼吸困難や疼痛に対しては、投薬のほか、安楽な体位やマッサージなどで苦痛の緩和を図る。
→◯

 投薬のほか、ベッドの角度を変えたり、姿勢を工夫したり、さすったりすることも有効です(2020ユーキャン速習レッスンP289、八訂基本テキスト3巻P342)。

5.高齢者のがんに対しては、侵襲性の高い手術療法は行うべきではない。
→×

 がんの治療法には大きく手術療法、化学療法、放射線療法があり、本人の希望や病状を勘案して選択します(2020ユーキャン速習レッスンP184、八訂基本テキスト3巻P143)。
 高齢者の場合、身体機能の個人差が大きいため、外科手術のような侵襲性の高い治療を選択する場合は、より慎重になる必要があります。

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