第22回 問題42【令和元年度3月 ケアマネ再試験 保健医療サービス分野】

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問題42 次の記述について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1.在宅における家族に対する看取りの支援は、医師、看護師、介護支援専門員などが行う。
2.在宅では、臨終に際して家族のみで対応することもあり得るため家族に対する看取りの準備教育として、身体の変化、緊急時の連絡方法、死亡確認の方法などが
必要になる。
3.家族に在宅で看取る意向があるならば、後方支援の病院において家族が看取ることも可能であるという説明は行うべきではない。
4.診療中の患者が、診察後24時間以内に当該診療に関連した傷病で死亡した場合には、改めて診察をすることなく死亡診断書を交付することができる。
5.死亡診断書に記載される死亡時刻は、生物学的な死亡時刻ではなく、医師が到着後に死亡を確認した時刻でなければならない。

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解答

1、2、4

解説

1.在宅における家族に対する看取りの支援は、医師、看護師、介護支援専門員などが行う。
→◯

 設問のとおりです(2020ユーキャン速習レッスンP287、八訂基本テキスト2巻P330~)。

2.在宅では、臨終に際して家族のみで対応することもあり得るため家族に対する看取りの準備教育として、身体の変化、緊急時の連絡方法、死亡確認の方法などが必要になる。
→◯

 設問のとおりです(2020ユーキャン速習レッスンP287、八訂基本テキスト2巻P330~)。

3.家族に在宅で看取る意向があるならば、後方支援の病院において家族が看取ることも可能であるという説明は行うべきではない。
→×

 ターミナルケアにおいて、情報や方針の統合・協調は不可欠です。ですので、設問のように家族に在宅で看取る意向がある場合は、関係者にそうした説明をすることが大切になります(2020ユーキャン速習レッスンP287、八訂基本テキスト2巻P330)。

4.診療中の患者が、診察後24時間以内に当該診療に関連した傷病で死亡した場合には、改めて診察をすることなく死亡診断書を交付することができる。
→◯

 設問のとおりです(2020ユーキャン速習レッスンP290、八訂基本テキスト2巻P345)

死亡診断書・死体検案書の交付について
 医師法において、次のような内容が規定されています。

 診察または死体を検案した医師は、遺族などから求めがあった場合、死亡診断書または死体検案書を交付しなければなりません。
 また、医師は、診察または死体を検案しないで死亡診断書または死体検案書を交付することは禁止されています。

死亡診断書
 医師が診療中の患者が、その診療している傷病が原因で死亡した場合に、死亡診断書を交付します。

 また、上記のように、医師は診察しないで死亡診断書を交付することは禁止されています。
 ただし、診療中の患者が診察後24時間以内に、その診療していた傷病が原因で死亡した場合は、あらためて診察することなく死亡診断書を交付できます。
 診療中の患者が診察後24時間経過してから死亡した場合は、あらためて診察したうえで死亡診断書を交付します。

死体検案書
 次の場合は、死体を検案して死体検案書を発行します。

・医師が診療中でない患者が死亡した場合。
・医師が診療中の患者が、その診療している傷病以外の原因で死亡した場合。
5.死亡診断書に記載される死亡時刻は、生物学的な死亡時刻ではなく、医師が到着後に死亡を確認した時刻でなければならない。
→×

 死亡診断書に記載する死亡時刻は、医師が死亡を確認した時刻ではなく、生物学的な死亡時刻です(2020ユーキャン速習レッスンP290、八訂基本テキスト2巻P345)。

令和2年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアルについて紹介しています。
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