解答
2、4、5
解説
ソーシャルワークにおける地域援助技術とは、地域社会での社会関係にはたらきかけることで、個人・集団に対する支援が有効に機能するように、社会資源を調整・開発する支援方法です(2022ユーキャン速習レッスンP342、九訂基本テキスト下巻P421)。
選択肢「2.NPOによる地域住民とともに行う地域開発」と「4.地域包括支援センターによる地域住民のための認知症サポーター養成講座」と「5.震災被災者に対する支援のためのボランティアの組織化」は、これに該当します。
「1.地域包括支援センターの社会福祉士による高齢者を虐待する家族への面接」は、クライエントの課題解決を個別に援助する方法で、個人・家族に対するソーシャルワークに該当します(2022ユーキャン速習レッスンP341、九訂基本テキスト下巻P419)。
「3.特別養護老人ホームの生活相談員による入所者に対するグループ活動」は、集団に対するソーシャルワークに該当します(2022ユーキャン速習レッスンP341、九訂基本テキスト下巻P421)。
ミクロ・ソーシャルワーク |
●個人・家族に対するソーシャルワーク
クライエントの心理的力動に着目し、心理社会的なはたらきかけを行うとともに、社会資源の活用・調整を通して生活課題を個別に解決する支援方法 |
メゾ・ソーシャルワーク |
●集団に対するソーシャルワーク
人々の集団としての活動を通して、各個人の成長と発達、問題の解決する支援方法 |
マクロ・ソーシャルワーク |
●地域に対するソーシャルワーク
地域社会での社会関係にはたらきかけることで、個人・集団に対する支援が有効に機能するように、社会資源を調整・開発する支援方法 ●制度に対するソーシャルワーク
・ソーシャルアクション(制度の改革を目指す活動)
・社会(地域福祉)計画
・社会福祉運営管理(社会福祉の価値を踏まえたマネジメント)
・社会福祉調査 など
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ジェネラリスト・ソーシャルワーク | 課題の全体関連性を認識し、ミクロ、メゾ、マクロを総合的に展開し、実践する方法 |