問題58 障害者総合支援法について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.自立支援医療費の支給は、自立支援給付の一つである。
2.市町村は、介護給付費等の支給決定を行うにあたり、障害程度区分の認定を行う。
3.対象となる障害者の範囲には、難病の患者も含まれる。
4.成年後見制度利用支援事業は、市町村の任意事業である。
5.介護給付費の支給には、行動援護が含まれる。

解答
1、3、5
解説
1.自立支援医療費の支給は、自立支援給付の一つである。
→◯
設問のとおりです(2022ユーキャン速習レッスンP417、九訂基本テキスト下巻P465)。
▼障害者総合支援法による支援の内容の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
障害者総合支援法の仕組みと内容について、◯か×で答えなさい
Q1 障害者総合支援法の障害者の範囲には、難病等が含まれる。
...
2.市町村は、介護給付費等の支給決定を行うにあたり、障害程度区分の認定を行う。
→×
市町村が、介護給付費等の支給決定を行うにあたって行うのは、「障害程度区分」ではなく、「障害支援区分」の認定です(2022ユーキャン速習レッスンP420、九訂基本テキスト下巻P646)。そのため、解答は×になります。
なお、障害支援区分は、非該当、区分1~6に分かれています。
ちなみに、2012(平成24)年の障害者総合支援法の改正により、「障害程度区分」は「障害支援区分」に変更となりました。
3.対象となる障害者の範囲には、難病の患者も含まれる。
→◯
障害者総合支援法第4条において、身体障害者、知的障害者、精神障害者(発達障害者を含む)、難病等の患者が「障害者」と定義されています(2022ユーキャン速習レッスンP416、九訂基本テキスト下巻P464)。そのため、解答は◯になります。
なお、2013(平成25)年の障害者総合支援法の施行時に、障害者の範囲に難病等が加えられました。
4.成年後見制度利用支援事業は、市町村の任意事業である。
→×
成年後見制度利用支援事業は、市町村の必須事業です(2022ユーキャン速習レッスンP419、九訂基本テキスト下巻P466)。そのため、解答は×になります。
▼障害者総合支援法による支援の内容の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
障害者総合支援法の仕組みと内容について、◯か×で答えなさい
Q1 障害者総合支援法の障害者の範囲には、難病等が含まれる。
...
5.介護給付費の支給には、行動援護が含まれる。
→◯
設問のとおりです(2022ユーキャン速習レッスンP418、九訂基本テキスト下巻P466)。
▼障害者総合支援法による支援の内容の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
障害者総合支援法の仕組みと内容について、◯か×で答えなさい
Q1 障害者総合支援法の障害者の範囲には、難病等が含まれる。
...