解答
1、3、5
解説
→◯
在宅中心静脈栄養法は、十分な量の食事を口から摂ることができなくなった人、腸からの栄養吸収ができなくなった人に対して、中心静脈から高カロリー輸液を投与するものです(2023ユーキャン速習レッスンP272、九訂基本テキスト下巻P51)。そのため、解答は◯になります。
→×
在宅中心静脈栄養法では、長期にカテーテルが体内にあることになるので、細菌感染を引き起こすことがあります(2023ユーキャン速習レッスンP272、九訂基本テキスト下巻P52)。そのため、解答は×になります。
上記のことから、点滴バッグやルート(管)の扱い、カテーテル挿入部の清潔に十分配慮する必要があります。
→◯
設問のとおりです(2023ユーキャン速習レッスンP277、九訂基本テキスト下巻P59)。
なお、消化管ストーマは、大腸がんや潰瘍性大腸炎などのために肛門から排泄ができない場合につくられます。結腸ストーマ(コロストミー)や回腸ストーマ(イレオストミー)があります。
尿路ストーマは、膀胱がんや前立腺がんで尿路が変更になった場合、脊椎損傷などによる神経因性膀胱機能不全などの場合に造設されます。腎ろう、膀胱ろうなどがあります。
→×
腹膜透析(自己腹膜灌流法〔CAPD〕)では、医療的な作業(カテーテルを清潔な操作でつなぐなど)が必要なため、利用者や介護者(家族など)が知識や手技を習熟している必要があります(2023ユーキャン速習レッスンP272、九訂基本テキスト下巻P50)。そのため、解答は×になります。
→◯
設問のとおりです(2023ユーキャン速習レッスンP274、九訂基本テキスト下巻P57)。