第23回 問題55【令和2年度 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

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問題55 介護保険における小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.小規模多機能型居宅介護は宿泊を中心として、利用者の様態や希望に応じて、随時訪問や通いを組み合わせてサービスを提供するものである。
2.従業者は、介護福祉士又は訪問介護員でなければならない。
3.小規模多機能型居宅介護の本体事業所とサテライト事業所の距離は、自動車等でおおむね20分以内の近距離でなければならない。
4.利用者は、複数の小規模多機能型居宅介護事業所への登録を希望しても、1つの事業所にしか登録できない。
5.運営推進会議は、当該事業所を指定する市町村が設置する。

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解答

3、4

解説

1.小規模多機能型居宅介護は宿泊を中心として、利用者の様態や希望に応じて、随時訪問や通いを組み合わせてサービスを提供するものである。
→×

 小規模多機能型居宅介護は通いサービスを中心として、訪問サービスや宿泊サービスを利用者の希望に基づいて柔軟に組み合わせて提供するものです(2020ユーキャン速習レッスンP394、八訂基本テキスト2巻P302)。そのため、解答は×になります。

2.従業者は、介護福祉士又は訪問介護員でなければならない。
→×

 小規模多機能型居宅介護従業者は、介護等に対する知識・経験を有する者とされています(2020ユーキャン速習レッスンP398、八訂基本テキスト2巻P305)。しかし、設問のような資格要件はりあません。そのため、解答は×になります。

3.小規模多機能型居宅介護の本体事業所とサテライト事業所の距離は、自動車等でおおむね20分以内の近距離でなければならない。
→◯

 設問のとおりです(2020ユーキャン速習レッスンP394、八訂基本テキスト2巻P393)。

 なお、サテライト事業所には、次のような要件があります。

サテライト事業所の要件
 本体事業所との密接な連携を確保しつつ運営するものであるため、次の要件のいずれも満たす必要がある。

本体事業所とサテライト事業所の距離は、自動車等でおおむね20分以内の近距離でなければならない。
1つの本体事業所にかかるサテライト事業所の数は2か所までとする。
関連Q&A
「サテライト」という言葉には、「衛星、人工衛星」という意味があります。衛星や人工衛星は、母体となる惑星や恒星があり、その周囲を回りながらも、母体と一体的になって移動します。たとえば、月は地球の衛星で、月は地球という母体の周囲を回りながら、一体となって太陽の周囲を回っています。  

「サテライト型」の事業所・施設は、母体と一体的に運営される事業所・施設

 そして、「サテライト~」とつく言葉は、母体の周囲にあって、母体と一体的に運営されるもの、という意味をもっています。ですので、「サテライト事業所・施設」とは、母体となる事業所があり、それとは別の場所にあるが、一体的に運営される事業所・施設、ということになります。
4.利用者は、複数の小規模多機能型居宅介護事業所への登録を希望しても、1つの事業所にしか登録できない。
→◯

 利用者と従業者のなじみの関係を築きながらサービスを提供する観点から、利用者が登録できるのは1か所の事業所に限られます(2020ユーキャン速習レッスンP394、八訂基本テキスト2巻P302)。そのため、解答は◯になります。

5.運営推進会議は、当該事業所を指定する市町村が設置する。
→×

 事業者が運営推進会議を設置することとされています(2020ユーキャン速習レッスンP395、八訂基本テキスト2巻P308・P287)。そのため、解答は×になります。

小規模多機能型居宅介護の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
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