第28回 問題59【令和7年度 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

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問題59 成年後見制度について正しいものはどれか。2つ選べ。
1.成年後見制度の理念の一つとして、成年被後見人等の自発的意思の尊重がある。
2.成年後見人の選任は、都道府県社会福祉協議会が行う。
3.成年後見人は、弁護士に限られる。
4.任意後見では、任意後見人の不正や権限濫用がないよう監督するために、任意後見監督人が選任される。
5.任意後見人の配偶者は、任意後見監督人となることができる。

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解答

1、4

解説

1.成年後見制度の理念の一つとして、成年被後見人等の自発的意思の尊重がある。
→◯

 成年後見制度の基本理念は①自己決定の尊重、②ノーマライゼーション、③現有能力の活用です。そして、「成年後見制度の利用の促進に関する法律」においても、本人の意思決定の支援や自発的意思の尊重、財産管理と心情保護の適正な実施などが理念とされています(2026ユーキャン速習レッスンP537、十訂基本テキスト下巻P512)。

2.成年後見人の選任は、都道府県社会福祉協議会が行う。
→×

 成年後見人の選任は、家庭裁判所が行います(2026ユーキャン速習レッスンP538、十訂基本テキスト下巻P513)。そのため、解答は×になります。

3.成年後見人は、弁護士に限られる。
→×

 成年後見人には、親族等、専門職(弁護士、司法書士、社会福祉士など)、社会福祉法人などの法人がなることができます。このほか、一般市民が担い手となる「市民後見人」の活用が期待されています(2026ユーキャン速習レッスンP541、十訂基本テキスト下巻P519)。そのため、解答は×になります。

成年後見制度の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
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4.任意後見では、任意後見人の不正や権限濫用がないよう監督するために、任意後見監督人が選任される。
→◯

 設問のとおりです(2026ユーキャン速習レッスンP540、十訂基本テキスト下巻P518)。

5.任意後見人の配偶者は、任意後見監督人となることができる。
→×

 任意後見受任者(任意後見人になる人)、任意後見人の配偶者、利用者の直系血族と兄弟姉妹は、任意後見監督人になることはできないとされています(2026ユーキャン速習レッスンP541、十訂基本テキスト下巻P517・P518)。そのため、解答は×になります。

任意後見制度の詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
任意後見制度・市町村の役割について、◯か×で答えなさい Q1 任意後見制度とは、判断能力が不十分になったときのために、後見人に...
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