(2024ユーキャン速習レッスンP22、十訂基本テキスト上巻P107)
A 「応能負担」と「応益負担」の違いとは
「応能負担」は、負担能力応じて費用を負担する
その人の負担能力(所得が多いか少ないか)に応じて、費用を負担する方式です。
老人福祉制度の利用者負担は、応能負担です。たとえば、10万円分のサービスを受けた場合の利用者負担の金額は、所得の多いAさんは1万円で、所得の少ないBさんは4,000円、というようになります。
「応益負担」は、受けた利益に応じて費用を負担する
受けたサービスの量(受けた利益)に応じて、費用を負担する方式です。
介護保険制度の利用者負担は、応益負担です。たとえば、利用者負担割合が1割の人の場合、利用者負担の金額は、5万円分のサービスを利用したら5,000円で、10万円分のサービスを利用したら1万円になります。
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介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)対策の一問一答です。基本的に、過去に出題された設問が元になっています。