第27回 問題59【令和6年度 ケアマネ試験 福祉サービス分野】

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問題59 成年後見制度について正しいものはどれか。3つ選べ。
1.親族は、成年後見人になることができない。
2.後見開始の審判は、本人も請求することができる。
3.法人も、成年後見人に選任されることがある。
4.身上保護(身上監護)とは、本人に代わって財産を管理することをいう。
5.成年被後見人の法律行為は、原則として、取り消すことができる。

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解答

2、3、5

解説

1.親族は、成年後見人になることができない。
→×

 親族は、成年後見人になることができます。また、専門職(弁護士、司法書士、社会福祉士など)、社会福祉協議会などの法人などもなることができます2025ユーキャン速習レッスンP452、十訂基本テキスト下巻P519)。そのため、解答は×になります。

2.後見開始の審判は、本人も請求することができる。
→◯

 法定後見制度においては、本人、配偶者、四親等内の親族、検察官などが、家庭裁判所へ後見開始の審判を請求することができます(2025ユーキャン速習レッスンP450、十訂基本テキスト下巻P514)。そのため、解答は◯になります。

 また、65歳以上の高齢者の福祉を図るため特に必要があると認めるときは、市町村長が後見開始の審判を請求することもできます。

3.法人も、成年後見人に選任されることがある。
→◯

 設問のとおりです(選択肢1の解説を参照)。

4.身上保護(身上監護)とは、本人に代わって財産を管理することをいう。
→×

 設問の内容は、財産管理に該当します(2025ユーキャン速習レッスンP449、十訂基本テキスト下巻P512)。そのため、解答は×になります。

成年後見制度での職務
身上保護(身上監護) 生活や介護に関する各種契約、施設入所・入院の手続きなどの行為を、本人に代わって行う。
財産管理 預貯金、不動産、相続、贈与、遺贈などの財産を本人に代わって管理する。
5.成年被後見人の法律行為は、原則として、取り消すことができる。
→◯

 成年被後見人(本人)が行った法律行為でも、本人にとって不利益な場合は、取り消すことができます(2025ユーキャン速習レッスンP450、十訂基本テキスト下巻P514)。そのため、解答は◯になります。

法定後見制度における取消権などの詳細は、以下の「ポイント解説」を参照
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