第26回問題21【令和5年度ケアマネ試験介護支援分野】

問題21　居宅サービス計画の作成について適切なものはどれか。3つ選べ。

１．課題分析の結果は、居宅サービス計画書に記載しない。

２．総合的な援助の方針は、利用者及び家族を含むケアチームが確認、検討の上、居宅サービス計画書に記載する。

３．居宅サービス計画の長期目標は、基本的に個々の解決すべき課題に対応して設定するものである。

４．週間サービス計画表には、提供されるサービス以外に主な日常生活上の活動も記載する。

５．サービス担当者会議の要点には、出席できないサービス担当者に対して行った照会の内容について記載しなくてよい。

解答

2、3、4

１．課題分析の結果は、居宅サービス計画書に記載しない。
→×

　「居宅サービス計画書（１）」に「利用者及び家族の生活に対する意向を踏まえた課題分析の結果」という欄があります（2024ユーキャン速習レッスンP152、十訂基本テキスト上巻P287・P288）。そのため、解答は×になります。

　なお、居宅サービス計画書の様式については、以下のリンクも参照してみてください。

２．総合的な援助の方針は、利用者及び家族を含むケアチームが確認、検討の上、居宅サービス計画書に記載する。
→◯

　設問のとおりです（2024ユーキャン速習レッスンP153、十訂基本テキスト上巻P286～）。

３．居宅サービス計画の長期目標は、基本的に個々の解決すべき課題に対応して設定するものである。
→◯

　設問のとおりです（2024ユーキャン速習レッスンP154、十訂基本テキスト上巻P288・P289）。

４．週間サービス計画表には、提供されるサービス以外に主な日常生活上の活動も記載する。
→◯

　「週間サービス計画表」に「主な日常生活上の活動」という欄があります（2024ユーキャン速習レッスンP152、十訂基本テキスト上巻P288～）。そのため、解答は◯になります。

５．サービス担当者会議の要点には、出席できないサービス担当者に対して行った照会の内容について記載しなくてよい。
→×

　「サービス担当者会議の要点」へは、その担当者への紹介内容について記録することとされています（2024ユーキャン速習レッスンP152、十訂基本テキスト上巻P327）。そのため、解答は×になります。