第28回 問題3【令和7年度 ケアマネ試験 介護支援分野】

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問題3 介護保険法第4条に定める「国民の努力及び義務」として正しいものはどれか。3つ選べ。
1.高齢者の福祉の増進のため、その生活を支える事業を営むよう努める。
2.自ら要介護状態となることを予防するよう努める。
3.要介護状態となった場合においても、その有する能力の維持向上に努める。
4.介護保険事業に要する費用を公平に負担する。
5.認知症に関する知識の普及及び啓発に努める。

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解答

2、3、4

解説

 介護保険法第4条は、次のようなものです(2025ユーキャン速習レッスンP34、十訂基本テキスト上巻P44)。

介護保険法
(国民の努力及び義務)
第四条 国民は、自ら要介護状態となることを予防するため、加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合においても、進んでリハビリテーションその他の適切な保健医療サービス及び福祉サービスを利用することにより、その有する能力の維持向上に努めるものとする。
2 国民は、共同連帯の理念に基づき、介護保険事業に要する費用を公平に負担するものとする。

 選択肢「2.自ら要介護状態となることを予防するよう努める。」と「3.要介護状態となった場合においても、その有する能力の維持向上に努める。」と「4.介護保険事業に要する費用を公平に負担する。」は上記に含まれるため、解答は◯になります。

 「1.高齢者の福祉の増進のため、その生活を支える事業を営むよう努める。」と「5.認知症に関する知識の普及及び啓発に努める。」は含まれないため、解答は×になります。

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