問題28 口腔のケアについて適切なものはどれか。3つ選べ。
1.口腔内・口腔周囲を動かすことは、口腔機能の維持・向上に資する。
2.胃ろうによる経管栄養を行っている高齢者では、口腔のケアは必要ない。
3.寝たきりで片麻痺がある人の場合には、誤嚥を防ぐため、麻痺側を下にして口腔のケアを行う。
4.食後は義歯をはずして口腔内を清掃し、義歯はブラシを使用して流水で洗う。
5.高齢者では唾液の分泌量が減り、う蝕や歯周病が起こりやすい。

解答
1、4、5
解説
1.口腔内・口腔周囲を動かすことは、口腔機能の維持・向上に資する。
→◯
→◯
設問のとおりです(2026ユーキャン速習レッスンP278、十訂基本テキスト下巻P410)。
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●食物残渣を除去することにより、誤嚥性肺炎、口臭、う歯・歯周病、粘膜疾患などを予防する。
●汚れの除去と、刺激による唾液の分泌を促すことにより、味覚を正常に保つ。
●口腔内が清潔で、動かすことができる状態を保つことで、オーラルフレイル(口腔機能の軽微な低下や食の偏りなど)を予防し、口腔機能を維持・向上させる。
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2.胃ろうによる経管栄養を行っている高齢者では、口腔のケアは必要ない。
→×
→×
胃ろうによる経管栄養を行っている場合でも、口腔ケアを行うことによって唾液の分泌を促し、口腔内を清潔に保つことが大切です(2026ユーキャン速習レッスンP278、十訂基本テキスト下巻P410)。そのため、解答は×になります。
3.寝たきりで片麻痺がある人の場合には、誤嚥を防ぐため、麻痺側を下にして口腔のケアを行う。
→×
→×
寝たきりで片麻痺がある人の場合、誤嚥を防ぐために、麻痺側は上にし、健側を下にして口腔ケアを行います(2026ユーキャン速習レッスンP280)。そのため、解答は×になります。
4.食後は義歯をはずして口腔内を清掃し、義歯はブラシを使用して流水で洗う。
→◯
→◯
設問のとおりです(2026ユーキャン速習レッスンP280、十訂基本テキスト下巻P411)。
5.高齢者では唾液の分泌量が減り、う蝕や歯周病が起こりやすい。
→◯
→◯
まず、高齢になると、唾液の分泌量が減ります。そして、唾液には、口腔の清潔を保つ役割があります。ですので、唾液の分泌量が減った高齢者は、う蝕や歯周病が起こりやすくなります(2026ユーキャン速習レッスンP277・P278、十訂基本テキスト下巻P373)。そのため、解答は○になります



