解答
1、3、5
解説
→◯
高齢者の精神疾患には、社会的役割の喪失、孤独感、心身機能の低下(体力の衰え、脳血管疾患、認知症など)などが大きく影響します(2025ユーキャン速習レッスンP259、十訂基本テキスト下巻P262)。そのため、解答は◯になります。
→×
うつ病では、抑うつ気分(気分の落ち込み)、興味や喜びの喪失、意欲の低下、自信の欠乏、自分に価値がないと考える、過度に自分を責める、行動できないなどの症状が現れます。
身体症状としては、食欲の減退によって痩せる、頭痛、肩こり、便秘、口の乾き、体のほてり、動悸などが現れます。
症状が進むと、希死念慮(死んでしまいたいという気持ち)が強くなり、自殺企図(自殺を図ること)も出てきます(2025ユーキャン速習レッスンP260、十訂基本テキスト下巻P265)。そのため、解答は×になります。
→◯
うつ病の発症要因は、脳の血流障害、脳内神経伝達物質の異常、身体疾患、喪失体験(配偶者や友人との死別、社会的役割の喪失など)、孤独などといわれています(2025ユーキャン速習レッスンP259・P260、十訂基本テキスト下巻P262)。そのため、解答は◯になります。
→×
老年期のアルコール依存症では、認知症やうつ病を合併しやすい、という特徴があります(2025ユーキャン速習レッスンP261、十訂基本テキスト下巻P269)。そのため、解答は×になります。
→◯
高齢者の疾患には、症状が非定型的、症状や兆候がはっきりしない、といった特徴があります(2025ユーキャン速習レッスンP185、十訂基本テキスト下巻P93)。そのため、解答は◯になります。