
解答
2、3、5
解説
→×
臨死期には、規則正しいリズムの呼吸ではなくなり、チェーンストークス呼吸(小さな呼吸→大きな呼吸→小さな呼吸→一時的に無呼吸、という呼吸を繰り返すもの)がみられます(2025ユーキャン速習レッスンP294、十訂基本テキスト下巻P333)。そのため、解答は×になります。
そして、下顎呼吸(顎だけが弱々しく動く呼吸)が始まると、臨終が近いことを意味します。
→◯
臨死期には、意識の混濁、意味不明な言動や混乱(せん妄)がみられ、その後、昏睡状態となります(2025ユーキャン速習レッスンP294、十訂基本テキスト下巻P331)。そのため、解答は◯になります。
→◯
臨死期には、手足の先端にチアノーゼ(皮膚などが青紫色である状態)が現れ、冷感がみられます(2025ユーキャン速習レッスンP295、十訂基本テキスト下巻P330)。そのため、解答は◯になります。
→×
臨死期には尿量が減少し、尿の色は濃くなります(2025ユーキャン速習レッスンP294、十訂基本テキスト下巻P330)。そのため、解答は×になります。
→◯
臨死期には、呼吸をするたびに喉元でゴロゴロと音がする状態(死前喘鳴)がみられます(2025ユーキャン速習レッスンP294、十訂基本テキスト下巻P333)。そのため、解答は◯になります。
なお、臨死期に息切れや苦しさがある場合は、姿勢のくふうやベッドの角度調整などを行うことが有効です。



