社会保険の仕組み【一問一答 ケアマネ試験対策】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

猫の写真

社会保険の仕組みについて、◯か×で答えなさい

Q1 社会保険では、営利企業が保険者となる。
解答を見る >
A ×
 社会保険の保険者となるのは、国や地方公共団体などの公的機関
Q2 医療保険は、労働者災害補償保険法の業務災害以外の疾病、負傷等を保険事故とする。
解答を見る >
A ◯
 設問のとおり。
Q3 年金保険は、基本的に任意加入である。
解答を見る >
A ×
 日本では、20歳以上の人はすべて公的年金制度への加入が義務づけられている(強制加入)。
Q4 社会保険の財源は、加入者や事業主が払う保険料が中心であるが、国・地方公共団体や利用者も負担している。
解答を見る >
A ◯
 設問のとおり。

 なお、財源を主に保険料で賄うものを「社会保険方式」(一部公費負担もある)といい、保険の仕組みを用いずに財源を主に公費(租税)で賄うものを「社会扶助方式」という。

Q5 社会保険は、税方式と比較して、給付と負担の関係が明確である。
解答を見る >
A ◯
 税方式(財源を公費〔租税〕で賄う方式、社会扶助方式)と比べ、社会保険では被保険者が保険料を負担し、それを財源として(一部公費負担もあり)保険給付がされるので(社会保険方式)、給付と負担の関係が明確であると言える。
Q6 社会保険は、公的扶助と比較して、救貧的機能が強い。
解答を見る >
A ×
 社会保険よりも、公的扶助(生活保護)の方が救貧的機能が強いと言える。
Q7 社会保険への加入手続をとらない者や保険料を納付しない者は、給付を受けられないことがある。
解答を見る >
A ◯
 設問のとおり。
Q8 給付は、受給者があらゆる資産を活用することを要件として行われる。
解答を見る >
A ×
 社会保険には、設問のような要件はない。

 なお、生活保護制度には「補足性の原理」があり、生活保護法第4条第1項において「保護は、生活に困窮する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することを要件として行われる」と規定されている。

トップへ戻る